愛のない結婚をした「高慢と偏見」のシャーロットは批難されるべき?
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

愛のない結婚をした「高慢と偏見」のシャーロットは批難されるべき?
ルッキズムは良くないといいます。
でも、「高慢と偏見」という小説をご存じですか。
この中に主人公の知り合い(遠縁の女性だったか・・・)で、
器量のぱっとしない女性が出てきます。
女性は早く結婚して、主婦になりたくてたまらなかった。
このころのイギリス女性にとって
結婚=就職だったのです。
そして恋愛のない結婚をした。
主婦という地位を手に入れるために、かなり年上の、好きでもない男性と結婚したのです。
今の日本では、恋愛の後に結婚するのが当然だと思われています。
だから、この女性は、今の日本の基準では、非難されるでしょう。
主婦の座が欲しくて結婚するなんて・・・! と。
こおろぎ嬢の悲劇
ところで、もうひとつ別の例として、尾崎翠の作品に「こおろぎ嬢」というのがあります。
作者の分身のようなこおろぎ嬢は、結婚をせず、
社会の規範からははずれ、文学の中を彷徨い、
ついには自分が何者かもわからなくなります。
私はこの作品を読んだとき、恐ろしかったですね。
何者でもない自分というのは恐怖です。
自由も、理想も、夢も
素晴らしいですが、いつ幻と化すかもしれない恐れがあります。
尾崎翠は、たぶん才能ある魅力的な女性だったでしょう。
けれど才能も美貌も、必ずしも女性を幸せにするとは限りません。
むしろ美貌故に不幸になった女性も沢山居ます
とすると、家庭内の安定を望んだ
「高慢と偏見」の女性(シャーロットだったか・・・)を
批難することができるでしょうか。
そんなさまざまな価値観の海の中を泳ぎ抜き、
自分の幸せを見つけないといけないのですから、今の女性はほんとうに大変です。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2024-01-05 by
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