若いときの一人暮らしはロマンチックですが、年をとっての一人は孤独です。牧野富太郎博士は人も植物のように多くの子孫を残すべきと考えていた

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。


若いときの一人暮らしはロマンチックですが、年をとっての一人暮らしはわびしく時に孤独です。それには、よほどの覚悟が必要。 一生連れ添える人がそばにいてくれれば、それだけでずいぶん楽に生きられます。

少し前にこういうツイートをしました。
若いときにこんな話を聞いても、ふーん、そういうものかな、と思った。

けれどいまになってつくづく思う。何千年もの人の営みのなかで、続けてきた制度にはやはり、よいものがある。今は個人の自由や自己実現が何より大事にされる。

そして女性は、結婚や子育てだけでなく、仕事で自分を生かすべきとされる。
私も若いときはそうだった。
会社に面接に行っても「一生働き続けます」と偉そうにいったものだ。実際、それが偉いと思っていたし。子を産み育てることはその次のことと思っていた。

いまNHKの朝の番組「らんまん」のモデル、「日本の植物学の父」と言われる植物学者・牧野富太郎は、13人もの子を持ったという。昔はまあ、多産だったから・・・と思っていたがそれだけではないらしい。植物の命を見つめてきた牧野博士にとっては、人も植物のように多くの子孫を残すべき、と考えたようだ。

なんというおおらかさか。まるで大地から勢いよく生えて繁茂する植物の生態そのもののようだ。
そこには、「私一人の人生」というせせこましさはない。そして彼らはたくさんの子を産み大地の上に広めていこうとしている。

私たち人間は自分一人の個へ、個へ、とかぎりなく縮こまっていくように見える。

ところで私は、昔の話が好きで、平安時代やなんやの人々を見ていると女性は13、14歳で結婚し、16歳で初めての子を産むのはざらだった。女性として本当の勢いのあるのはこのころなのかもしれない。

人の今の生活はどこか間違っているのかもしれない。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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