コロナの緊急事態も終わり、会えなかった人々が、会えるようになるといいね・・・

DSC_0030

数ヶ月前、数年間会わなかった知り合いから電話が来ました。
知人は、歴史のあるまちの一戸建ての家に住んでいて、
夫婦仲もよく、穏やかに充実した毎日を過ごされているようでした。

趣味が同じで、本を読んだり書いたり感想を述べ合ったり、
まあ、そういうお付き合いを数年間したあと、
サークルが自然消滅し、そのまま会わない時期が数年続きました。

それで、電話をいただき、うれしかったですねえ。
なんでも、ご主人を亡くされ、今は有料老人ホームに住んでいるとのこと。
それでぜひ会いたいですね、となったのですが、

コロナ禍の中、外出や面会も制限されているとのことでした。その時は緊急事態宣言は出ていなかったので、
施設の過剰対応で・・・と思いましたが、
その後増え始めて、一時など東京都だけで数千人規模だったので、仕方がないと言えば仕方がないですね。
コロナが収まったら、会いましょう、と約束して電話を切りました。

老人ホームに入った認知症の夫に会えず、後悔する妻

そういえば、やはり1月ほど前新聞の「人生案内」で、認知症の夫を老人ホーム(グループホーム?)に入れたが、コロナのせいでまったく面会できなくなったという相談を見ました。
また会わない中で認知症がさらに進んでいるのではないか、と心配し、老人ホームに入れたことを後悔し、自分を責めていました。
でも仕方がないことですよね。その人には責任はまったくないし、逆にそれだけ思いやれるとは、なんて素敵な夫婦愛なのだ、と思えます。

会えるようになったとき、こんな言葉をかけよう、とか、好きなものを食べさせてあげよう、とか、そんな日常の細々しいもので人は慰められるのだと思います。
だから久しぶり顔を見れたら、
「会えてうれしい」とか
「元気だった?」とか、
 笑顔で言い合えたら最高ですね。離れていたって、心の中でつながっている。なんとも素敵な夫婦愛のご夫婦だと思いました・・・

最後まで、お読みくださりありがとうございました。

by
関連記事