ついに「関西弁で話してる夢を見た」と、京都に住んで丸1年のわが次男さん
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
先週末、京都に移り住んで丸1年になる次男さんが帰省した。夫婦2人だけの家が、久しぶりに賑やかになった。
数日前からそわそわして、何が食べたいかきいたのだが、「いつも家で食べてるのでいいよ」といわれ、そうするとますます何を食べさせていいかわからなくなる。
主婦歴何十年というと、いかにもいろいろなお菜を作れるというイメージだが、いざとなると、なかなか浮かんでこないのである。
ハンバーグとか、焼き魚とか、ギョウザとか、そんなのばかりで、もうひとつぱっとしない。
結局、夜の10時過ぎに着いた次男さんに食べさせたのはすき焼きだった。おいしそうに食べてくれて、やっぱりよかったな、と思う。
その場で、関東と関西のすき焼きの作り方が違うという話になった。
京都で食べるすき焼きは、まず最初に肉を焼きそれを食べた後で、割り下などを入れ肉の味になじませてから野菜などを加えるという。
聞いているだけで旨そうである。
「もう家のより、関西の方がいいでしょう」
と、いいそうになったが、ひがんでいるようなので、ここは「おいしそうねえ」というに止めた。
そして「まだ、関西弁にならないわね」というと、
「そうなんだけど、イントネーションが関西弁になってることがあるよ」との返事。それから、
「気がつくと、関西弁で考えてることがあるんだ。そういえばこの前、夢の中で京都弁を話してたな」
ほーう、それは、それは・・・・・・。これは喜ばしいことなのだろう。まず味覚から言葉へ。そして感覚へ。こうして人はだんだん住んでいる土地になじんでいくのだ。嬉しいような一寸寂しいような。
おみやげに買ってきてくれた、私の大好物「つばらつばら」を食べながらそんなことをしみじみと思っていた。
「つばらつばら」と「阿闍梨餅(あじゃりもち)」これ、最高のお茶請けです
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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