人生の黄昏時とはなんだろう?/子供の国へと帰る道をどうか教えてくれ~ブラームスの歌曲「郷愁」のなかの好きな言葉です

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

DSC_5606

人生の黄昏時とは何だろう?

子供の国へと帰る道をどうか教えてくれ!

これはブラームスの歌曲「郷愁」のなかの好きな言葉です。年のせいかしばしばこの言葉を思い出します。

昨日、5月1日は父の命日だった。そこで私鉄やJRを乗り継ぎしばらく行けなかった墓参りにいった。

帰ってきてその夜床について、眠ろうとするがなかなか眠れない。きっと疲れていたのだろう。いろいろなことが頭に浮かんでくる。私は両親にとってどんな子どもだったろう。
なんだか心配ばかりさせていた気がする。

思い出したのは小学校4年生の時の家族旅行

私は駅に着いてから帽子を忘れたのを思い出し、

「あ、帽子」と叫んだら、
父が急いで改札をすり抜け、自転車に乗って全速力で帽子を取りにいってくれた。かろうじて電車に間に合った。

「はい」と、渡してもらったとき、少し恥ずかしかった。
わたしは父にちゃんと「ありがとう」といっただろうか。

その時の服装は、母は夏のスーツにカッターシューズ。

姉と私もおそろいのワンピースを着て、足には真新しい白のサンダル。

今ならみんなジーパンとかスポーティーな服装で行くのに、
当時、旅行に行くというのは一寸した晴れの舞台だったのだ。

そんなことを思い出していると、一寸ばかり切ない気持ちになって余計眠れない。


墓参りに行ってきたから、父と母がこんなことを思い出させたのかな、そう思いながらいつしか眠りについた。

あの頃にもどってみたいな、とは思うが、それは無理というものだ。

おみやげの「水戸の梅」を食べて少しまったりしましょう。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

by
関連記事