なぜ大臣級の人の失言が多いのか。そういえば「女性は話が長い」について、佐藤愛子さんが著書で触れられていた。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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11日、失言で葉梨法相が辞任しました。

何かの集まりで「法相は○刑のハンコを押すときだけトップニュースになる仕事・・・お金にもならない」などと言ったのが徒となった。私たちのような普通の感覚だと、

「○刑をそんなに軽々しく扱っちゃダメでしょ」

と、思うがそんな一般の常識は通用しないらしい。
これまでも何回か、同じようなことを言っているというのだから、驚きだ。

何年も政治家をやっていると偉くなって、油断が生じるのか。
いや、それとも、本当はものすごくいい人で、仲閒の政治家の前でいばるのが、いやで、謙遜のあまりそういう言い方になってしまったのか。

それにしてもセンスがない。それに賢さも。また人間の機微がわからない。東大出てるのに。いや・・・勉強だけできて、人の気持ちのわからない人間になってしまったのは自分の責任だ。

こういうお方には、もう一度社会にもどっていただいて宅配や、コンビニの店員さん、ビルの清掃など、大変な仕事を一からやり直していただいたらどうだろう。

「女性は話が長い」だけでアウト

ところで東京オリンピックの前にも、森会長が失言で辞任した。
このときは、「女性は話が長い」と言ったのだった。私はこのことについても、「女性に対して失礼だ」と、ツイートした覚えがある。

「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(佐藤愛子、小学館)

そんな中、何気に佐藤愛子さんの「98歳。戦いやまず日は暮れず」の中で、森さんの件に触れているのを思い出した。

「森さんは『女性が多いと会議の進行に時間がかかる』といっただけである」。「それ以上に女性の存在を否定するようなことをいったのだろうか?」
と疑問を呈されている。

「森さんの発言は経験を重ねての実感だろう・・・そう思った。思ったからいった」それだけのことなのだと。

そうなのかな・・・とも思う。確かに、それほど目くじら立てることではないのかもしれない。
私の学生の頃は、女性は就職などで不利な面があった。
また、結婚も女性側が嫁ぐという考えが多く、反発した。だから余計気になるのだ。

またこの発言には、町内会の顔役が女性たちを「女衆」扱いしてるような雰囲気もある。
それに反発してしまうのだが、佐藤愛子さんが書いていらっしゃるように、もう少しおおらかな目で見ることも必要なのかもしれない。

葉梨前法相の発言も、ほんの言葉の綾・・・と思えば、思えないこともない。けれど大事なのは、国民に託された責任を感じているかどうかだ。

そういう面からも、今の政治家のお顔を見ていても意志とか、使命感とかあまり感じられない。国会で居眠りしている姿など見ると本当にがっかりする。
私たちの期待を裏切らないでほしいな、とつくづく思うのだ。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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