「都会に住む人々は頭で考えて何かをする」と養老孟司先生~私たちは命をつなぐことを真剣に考えてもいいのでは・・・

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

5月5日、こどもの日、どう過ごされましたか。

昨日は、長女さんと初孫娘ちゃんが若葉台にきたので、若葉台公園遊水池の上にかかる「百匹のこいのぼり」を見せがてら、のんびり池のまわりを散歩しました。

こどもの日ということで子供に関した記事も多く、深刻な少子化を取り上げた記事も見かけました。

今、少子高齢化が一番の問題では・・・という見方も多く、それにしては、あまり騒がれてこなかったのが気になっていましたが、やはりここにきて、という感じなのでしょうか。

人口減少でこれから何が起きるの?

参考までに、こちらのブログでも取り上げた、「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(河合雅司 講談社現代新書)という本をぜひ読んでみてください。
少子化によって社会がどうなっていくかを年表形式でまとめてあり、脅しでなく本当にどうしたらいいのだろう。と真剣に悩まざるをえない内容です。

少子化について話す場合よく、女性が子育てしながら、働ける環境をつくるべきだと、言われます。

これはある面真実です。ただ人口増加について考えた場合、根本的な解決になるだろうかとの疑問を残します。たとえば、次のようなことを考えてみてはどうでしょう。

  • 結婚するカップルを増やす。
  • 専業主婦の社会的地位を高める。
  • 子育て後の女性の社会復帰を促進する。
  • 夫婦に3人以上の子を持つようにお願いする(支援金を給付)

    異論はあるでしょうが・・・今は荒療治をしてでも、人口増加を進めなければいけない時期にきていると考えます。

    今、高齢出産がふえています。その理由として、
    まず仕事でキャリアを積み30代後半頃に子を産むのがいいのでは・・・それなら女性も人間的に成長していて、子供の教育上も望ましい、そんな意見も散見します。
    けれど子供は授かりものと言われるように、なかなか思いどおりにはいきません。

昔からお産は病気ではないと言われますが、でも、それは20代くらいまで。30代過ぎでは高齢初産婦といわれ、病気扱いになったものです。

また、40歳前後の出産はトラブルも多く、その後2人目、3人目を産むのも難しい。

女性の生き方を中心に考えれば暴論かもしれませんが、まず子供をもって育ててから、仕事に再チャレンジするという生き方もあるのではないでしょうか。そして、政府がそれを支援する。
30代後半で一人目をと考えていても、思ったようにはいかず、悲しんでいる方も多く見かけます。

都会の人間は頭で考えて何かする

養養老孟司先生によれば、都会に住むひとは「頭で考えて何かするようになる」とのこと。
自己実現や仕事を第一に、子はそのあとに、というのもひょっとしたら、都会に住む人間の「頭で考えた」ことかもしれません。
時には自然の中にわけ入り、人類が延々とつづけてきた命をつなぐ、ということの意味を静かに考えてみてもいいのかもしれません。


今日も拙ブログを読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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