大都会の真ん中にある明治神宮の鎮守の森。その木々を900本以上伐採すると聞いて、腰を抜かしそうになる

写真は、わかば通信「行ってきました! 48 」からお借りしました

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

今日は、ネットニュースを見て大変驚き、ショックを受けた。
理由は、簡単である。
明治神宮外苑の再開発により、周辺の木々、約900本を伐採される計画があると知ったからだ。
そして、こんな風にショックを受けているのは私一人ではないだろう。

明治神宮にある鎮守の森は、もともとの森ではない。
人の手によって、たいへんな努力と年月を積み重ねてつくられた、人工の森なのだ。

ここは、大正のはじめに、政府に依頼された植物学者たちが植栽を考え、何十年もの年月をかけてつくられた落葉広葉樹の森。
当時の学者たちは、「針葉樹と広葉樹を競わせ」、森自体の力で世代交代をくり返すように計画した。

そして、自然な植生を守るため、「落ち葉一枚持ち出してはならない」という規則まであったという。

写真は、わかば通信「行ってきました! 48 」からお借りしました

そうしてできた大都会の真ん中ある広大な森。こんな壮大な計画を立てるとは、当時の人々はなんて凄いセンスの持ち主なのだろう。
そんな100も生き抜いてきた木々を簡単に伐採しようとは・・・、現代人はなんて劣化したのだろうか。

木を伐採するのは簡単だけれど、元に戻すのにはまた百年以上の年月を必要とするだろう。人が簡単に手をつけないほうがいいことがある。
自然への恐れを忘れてしまってはいけない。ゆきばあとしては、つくづくそう思う。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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