話せる友人が少ないと悩む60代の女性。実はこの方だけではなく誰もが悩んでいるのではないでしょうか。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

讀賣新聞「人生案内」から

讀賣新聞の少し前の「人生案内」から。

60代の女性が友人が少ないと悩んでいます。
友人ができないとか、旨く付き合えないというのは、10代くらいの悩みではないかと思っていましたが、こうしてみると人は何歳になっても友人を求めるものだし、人付き合いで悩んでいることが分かります。

心を割って話せるひと
気軽に話せるひひと

この両者は実は別なのではないでしょうか。
そして、気軽に話せる人は、できるかも知れませんが、心を割って話せる人は滅多にできません。

心を割って話せると思って何でも打ち明けたら、あとで人に話されたり、誤解されたりとんでもないことにあったという例もあるようです。

104歳で亡くなられた篠田桃紅さん

私の好きな、美術家で少し前に104歳で亡くなられた篠田桃紅さんは、百済観音がお好きだそうです。私も高校生のころ修学旅行で拝見した際、そのスッと立ったお姿に感動した覚えがあります。

篠田さんは、美術制作に自分を捧げ、結婚もされませんでした。その生き方はまさしく孤高の人で、百済観音に憧れ、ご自身もあの姿のように天と地の間に一人スクッと立っていたいと、著書の中で述べられていました。

画像はウィキペディアから

気軽に話せる友がたくさんいる人は幸せです。また、なんでも打ち明けられる友がいる人はもっと幸せかも知れません。けれど、それは無理につくるものではなく、人は基本一人なのでスクッと立っている自分をイメージする。

そして友を求めるというよりも、ご自分が何か人の役に立ちたい、人を幸せにしたい、時には皆と一緒に楽しみたい、という広い心をもてば自ずと友はできるのではないでしょうか。

できなければ、それはそれで、ご自分の楽しみを追求していけば良い、それがその人の人生になるのではないでしょうか。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。


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