べらぼう32回。洪水、天明の大飢饉から打ちこわしへ。大奥もからみ江戸城内ではし烈な権力争いに。ついに松平定信( 井上祐貴さん)が老中に。これからの後の意次の身が心配です

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

松平定信 国立国会図書館 蔵書印の世界からお借りしました

浅間山の大噴火、さらには江戸も洪水の被害を受けるなどで、米不足になり天明の飢饉になります。
米不足、食糧不足は深刻で、国中で多くの餓死者が出たそうです。

そんな中、自宅にあると思われた米が原因で、新之助の妻ふくと赤ん坊が襲われて亡くなります。
「ふくと坊は、田沼のつくった、みんな自分のことしか考えないこんな世の中に殺されたんだ」
と、新之助の悲痛な叫び。

そしてついに「打ちこわし」のリーダーとなることを決意します。

神と筆で檄文を書かせる蔦重。
これを書くと、何が目的なのか明確になります。

学生のころ、よく学生運動をしている学生たちがプラカードにペンキを使って書いてました。それによってさらに気分が高揚するのでしょう。

頼みにしていた米もお上から配給されず、ついに打ち壊しを決行。すでにもう命もいらない、と決意しているようで新之助の身が心配です。妻子をなくした恨み!はそれだけ強いのです。

一方、江戸城内ではまさに権力闘争の最中。

定信( 井上祐貴さん)が老中では、城内に意次の居場所はないでしょう。
現に二万石くらいずつ二度にわたって減らされていきます。そして、いずれ、遠江国相良の領地も取り上げられることになります。ですから、これからの田沼意次、見ていてつらい展開になりそうです。

それとは反対に、わが子が将軍なんだから、「父である自分が権力持つのは当然だ-」とばかり人事に口出しする治済(生田斗真さんもウザいです(__;)
 生田斗真さんではなく、あくまで治済です。

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そんな中、大奥総取締の高岳(冨永愛さん)気品があり堂々としています。
「大奥がやりにくいと伝えたらどう・・・?」
と、大奥の考えをしっかり主張しようとしています。大奥の実力、半端じゃないです。

富永愛さん、以前の大奥で吉宗を演じたときも堂々としていて、立っているだけで威厳がありました今後、定信の寛政の改革では、大奥もやり玉に挙げられますので、高岳がどう行動するのかも注目です。

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それから次回気になるのはやはり新之助の身ですね。無謀なことをしないよう願っています。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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