パンケーキを作ってドラマ「女系家族」を観ていたら、文乃の宮沢りえさんが、室生犀星の詩「昨日いらつして下さい」を口ずさんでいた

ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

今日は、午前中に、「はじめての油絵教室」の皆さんの作品を見て、それから「わかば通信」の配布をして、年のせいか、かなり疲れて帰ってきた。
ざっと、納豆ご飯と味噌汁など雑なお昼を食べ、今日はもう動けない・・・と思ったのに、
なぜか、急にパンケーキが食べたくなって、ごそごそと動き出しパンケーキを作り始めた。
食べたいものを作るときは、あまり疲れとか関係ない。
ちょっとだけ大変なのは、卵をガシャガシャ泡立てるところだけ。

思った以上に、おいしくできた。
甘さもほどよく、いつものようにやさいいお母さんの味。
江藤さんのパンケーキはいつも心和む味だ。

右上の小さい器のは、ブルーベリーソース。冷凍ブルーベリーに砂糖を入れてレンチンしただけです

それから、再放送の「青天を衝け」を見て、草彅剛さんが演じる慶喜の横顔が、いつか年を重ねた慶喜になっていてしみじみとする・・・。
夜9時からは、女系家族。今日はテレビばかり観ているかも。
しかし凄い話だなぁ。財産があるというのは、こんな争いになるのだろうか。
最後に笑うのは(泣くのは(^_^;))だれなのだろう。
文乃役の宮沢りえさんがいつまでもきれいで、見とれてしまう。たたずまいも美しいから、よけいきれいに見えるんですね。

それから、ドラマの中で文乃が口ずさんでいた詩、不思議な詩だなあと思っていたら室尾犀星でした。
室尾犀星は、やさしい言葉で独特の情感を表現する詩人という気がします。
幼い頃から、親元を離れてお寺で育てられたとのこと。
創作する詩もどこか寂しく、鮮烈なのに温もりを求めるようなひりひりした感じがあります。
私の思い込みかもしれませんが。

「昨日いらつして下さい」 室生犀星

きのふ いらつしてください。
きのふの今ごろいらつしつてください。
そして昨日の顔にお逢ひください、
わたくしは何時も昨日のなかにゐますから。
きのふのいまごろなら、
あなたは何でもお出来になつた筈です。
けれども行停りになつたけふも
あすも、あさつても
あなたにはもう何も用意してはございません。
どうぞ きのふに逆戻りしてください。
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やはりどこかつらい気がします。なぜだろう。
言葉って、人そのものなんですね

まとまりのない内容を、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ほかにもいろいろ書いていますので、よろしかったら目を通してください。

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