おすすめの本
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2022年02月25日
「ルネサンスの女たち」塩野七生 「君主論」のマキアベリが賛美した チェーザレ・ボルジアも登場します
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。私の若い頃の、たいへん古い本の紹介で恐縮です。 この本は、史実の中の悪女を紹介す...
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2022年02月22日
漱石の「夢十夜」は、人の意識の底の恐怖やあてどもなさ感じさせてくれる。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「夢十夜」を読んでいると頭の奥がくらくらしてくる。そして、そのくらくらの中に浸...
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2022年02月15日
「冥土の家族」富岡多恵子 娘を溺愛する父と離れていく娘、親と子の愛情の濃さと哀しみをえがいた名作。
これほど親子の情愛の濃さや哀しみを描いた小説があるだろうか。比類ない愛情で娘をいとおしむ父、抑えられない愛のせいで逆に娘に厳しくしてし...
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2022年02月06日
サンスクリット後で謎を意味する名前をつけられたi生き物と「僕」との奇妙な生活 「ブラフマンの埋葬」(小川洋
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「ブラフマンの埋葬」小川洋子 この小説の最初は、「夏のはじめのある日、ブラフマ...
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2022年02月03日
今年はマンガの神様、手塚治虫没後33年。「火の鳥」未来編を再読 してみました / 電子頭脳の支配する未来都
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 漫画の王様といわれた手塚治虫氏がなくなったのは、1989年2月9日。今年は没後...
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2022年01月30日
歳をとってやってはいけないのは「説教と昔話と自慢話」と高田純次さん / この本では、つい昔話も(自慢話では
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 高田純次さんは、「歳をとってやってはいけないのは、説教と昔話と自慢話」と話した...
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2022年01月28日
「アップルパイの午後 尾崎緑作品集 / 蘚(コケ)の恋愛が不思議な「第七官界彷徨」も
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「アップルパイの午後 尾崎緑作品集」、若い頃から大切にしている一冊です。きっと...
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2022年01月26日
ありふれた日常を送る人々の何気ない哀しみやアンバランス感。人生へのしみじみとした手触りを感じさる短編集「当
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「当世凡人伝」(富岡多恵子 講談社文芸文庫) 12の短編で構成されています。 ...
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2022年01月18日
初孫娘に読んでやるつもりが、つい自分のほうで夢中になってしまった/新・講談社の絵本「一寸法師」
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 ふと絵が気にいってしまってアマゾンで絵本を購入。その絵本とは、新・講談社の絵本...
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2022年01月12日
織田作之助の「夫婦善哉」と、ニューヨークへ〝駆け落ち婚〟したお二人
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 そうそうこの本を探してたんです。しっかり者の妻蝶子と、だめ夫の柳吉。この二人の...
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2022年01月05日
ユートピアかディストピアか。知らないところで進んでいたおそろしい事実/「声の網」星新一の未来予測がすごい
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 今回は、星新一の「声の網」を読んでみました。40年以上前に書かれていますが、こ...
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2021年12月29日
「あちらにいる鬼」(井上荒野 朝日文庫) 「作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時 作者は五歳だった」と
ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「あちらにいる鬼」は井上荒野作、先日亡くなった瀬戸内寂聴さんと、作者の父・井上光晴、母、こ...