おすすめの本
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2021年09月11日
サンショウウオ、ああ、長年にわたる私のかんちがい
今日ハッとすることがあった。「サンショウウオの明るい禅」(玄侑宗久)という本を、息子がテーブルの上に置いていたのをチラ見し手に取って、...
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2021年09月10日
兄弟のつつましい生活、心の中が愛おしさと哀しみでいっぱいになってしまう「ことり」 小川洋子
ことり 小川洋子 (朝日新聞出版) 兄と弟。人とは話せないけれど、小鳥の鳴き声を聞き、その意味を理解する兄。そして、ただ一人だけ、兄の...
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2021年06月21日
「穏やかな死に医療はいらない」萬田 緑平著 朝日新書
著者は元々、大学病院の外科医として手術などを行ってきた医師。 手術や抗がん剤治療などに当たる中で、終末期を迎える患者に寄り添う道を...
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2021年06月02日
ある日父親が会社へ行かなくなったら。富岡多恵子のずっしりと重たい家族の人間模様
「動物の葬禮 はつむかし」(富岡多恵子 講談社文芸文庫)をあらためて読んでみた。 いまコロナ禍で、家への回帰が叫ばれ、「おうちじかん」...