亡くなった最愛の妻(夫)の声を機械で再生し、その歌声を聴けるとしたらあなたはどうしますか?
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
数日前の読売新聞の紙面に、こんな記事を見かけました。
デジタル製品や技術を扱う、ネットメディアの編集者をしている男性が、亡くなった最愛の妻の歌声を合成してつくり出し、それをスマホで聴いているという記事です。
そして歌声を聴いていると、しみじみと妻を思い出し、それが何より嬉しいとのことです。
きっとこの男性は、妻をとても愛していたのでしょう。だから妻が亡くなると、心の中を淋しさがだけが占めるようになったのでしょう。
歌声を聴いていると、共に過ごした時のさまざまな思い出がよみがえり、亡き妻と共にいるような温かい気持ちになれるのかもしれません。
その歌声とデュエットをされたりもするのでしょうか・・・。
そうまで思われる妻は幸せですね。
心配なのは、生きた声に近いだけに会えない悲しさで、胸がかきむしられるような気持ちになったりしないのかということです。
またその声をある日突然、本物、と感じてしまうことはないのでしょうか。
男性は記事の中で、
「妻の歌声を聞くことを通じて、妻が居る死の世界と自分がいる生の世界の境界にいる感覚になる」
と話しています。
不思議な感覚ですね。正直言えば、一寸コワかった。
今の時代こんなことまで、できることに驚きます。
皆さんは、亡き伴侶の声を聴いてみたいと思いますか。あなたが心から愛していたかどうかは別として・・・。でもそう聞かれても、きっと大多数の方は困惑されるでしょう。
私が先にいったあと、夫に再生した私の声を聴いてほしいかと聞かれたら・・・一寸悩みます。それよりもそっと静かに休ませておいてください、と願うかもしれませんね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。