「桜桃」太宰治と妻と3人の子どもたちについて
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

太宰治の「桜桃」は家族について書いた小説です。
これは、家族についての深い悩み、鬱屈した思いを書いています。
読者は自分にこわれた家庭を想像するだろうがそんなことはなく、家の中はきちんと整理され、父も母も笑い冗談を言い、子は父母によくなついていると書いています。
けれどこれも彼一流の反語のようなもので、「布団さえあげない」夫に3人の子をかかえた妻がどれほど大変かは想像に難くないのだ。
のみやnまん中の四歳の長男はやせてまだ立てず、言葉も、アア、やダアくらいしか言えない。そして、夫婦はたがいに長男のことを正面切って話すのを避けている。
夫はついに仕事部屋へ、さらには自○ばかり考えてつないで酒を飲みに行く。そこで、桜桃が出る。きれいな瑞々しい桜桃で、家に持って帰って子どもたちに食べさせたらさぞ喜ぶだろう、と思う。また、つないで首飾りにしたら素敵だろうと思うが、そんなことはせず、ただ口に含んでは、種をはき出す。
そして、「子供よりも親が大事」と心の中でつぶやく。
私が太宰治よりかなり長く生きているせいだろう。
若いひとが子供にも家族にも向き合うのが怖い。そのためにデカダンスの衣をかぶって、これだけ自分をはきだしてるんだからもういいだろう、自○するしかないじゃないか、とそのすぐ後に、入水に向かってしまった気がする。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。ほかにも日々の思いを書いていますので読んでいただけましたら幸いです。
2026-10-05 by
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