「豊臣兄弟!」15回姉川大合戦。ますます追い詰められていく純粋な浅井長政とお市御寮人。そしてかっこ悪くてもしぶとく生き抜いていく家康
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第15回。
ようやく危機を脱した金ケ崎の戦いの二か月後、信長(小栗旬さん)は報復のため小谷城に進軍します。
さぞ悔しかったのでしょう。
もともと浅井家は一国を治めていた領主ではなく、やや弱い立場で、朝倉家に庇護されていました。朝倉と織田は敵対する関係にあったので、お市と長政の婚姻も朝倉に反対されていて、信長が「朝倉家への不戦の誓い」を立てたことで漸く実現したのです。そんな中での金ケ崎の戦いでした。
信長は今度こそ目にものを見せてやる、と思ったことでしょう。
信長は家康にも参戦を要望、一方浅井には朝倉の援軍がやって来ます。有名な姉川の戦いの始まりでした。
信長には陣羽織がよく似合う
ここで、目を奪われたのは、陣羽織姿の織田信長(小栗旬さん)です。
信長には陣羽織がよく似合う。
ああ、これが信長だ!と思いましたが・・・少々何を言ってるかわからずすみません。
絶世の美女と言われたお市御寮人の兄上ですから、信長もさぞ美男だったにちがいありません。
そして派手な甲冑や陣羽織は戦場の華ともいえ、そんなものを身に付けることで、自分や家臣たちの気持ちを鼓舞したのかも知れません、
よく冷酷だと言われる信長ですが、ドラマではトラウマがあるなど弱さも見せ、藤吉郎(池松 壮亮さん)、小一郎(仲野 太賀さん)に向ける目は温情的で、どこが冷酷か?と思ってました。
遅れて来た家康

今回恐ろしかったのは、戦場に遅れてやってきて平謝りする家康の口にいきなり煮干し・・・のところ。
この非情さ、凄みがありました!
こんなところも、後に明智光秀に背かれる原因になるのかも知れません。
信長はある意味純粋な人なのでしょう。なので、豊臣兄弟の身の程を知らぬほどの(__;)忠誠心には心を動かされ、遅れてきた家康の二心を察して激しく怒ったのでしょう。
この少し前まで、家康は浅井・朝倉に就こうか、信長に就こうかと状況を見ていたとされます。まあ、ここが家康らしいと言えば家康らしいのですが、純粋な忠誠心を要求する信長にはそれが許せなかった。
この信長の前にひれ伏す松下洸平さんの表情、一気に怯えに変わるところ凄い!衝撃でした。ここまでやるかと・・・(__;)
これまで松下洸平さんといえば、まじめで賢い人物役をされるイメージでしたので、今回本当に衝撃というか、吹っ切れたというか・・・目からウロコの思いで(楽しく)観ています。
カッコ悪い家康だけれど
家康、なんというカッコ悪さ!けれど戦国の世では、藤吉郎も言っていたように、まず死なぬこと、生き延びることが大事。ですから、このカッコ悪ささえ厭わないところが、家康の一番の強みなのでしょう。
ところで、「三河物語」には、この姉川の戦いで信長軍は苦戦し多くの兵を失った。けれど、側面から果敢に敵陣に斬り込んだ徳川軍によって形勢が逆転し、勝利したと記されています。そして信長はそれを大いに喜んだとか。
「三河物語」は徳川の史実をまとめたものなので、どうしても家康より(__;)になるのは仕方ない。
それにすでに昔のことなので、何が正しいのかはわかりません。
けれど家康(元康)が信長の前に頭が上がらなかったのは確かでしょう。そして、いろいろな合戦に犠牲的精神?で我慢を強いられながら協力していたのも。
長政とお市御寮人の運命
もうひとつ今回心に残るのは、お市さま(宮崎あおいさん)の立場の、身の置きどころのない憐れさです。そして、お市様を守ろうとする浅井長政(中島歩さん)の男らしさ潔さが清々しかったですね。


これからますます苦しい立場になっていくお二人、観ていてつらいですが、夫婦愛や戦国の世に咲く美しい花のようなお二人の生き様をしっかりと目に焼き付けておこうと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

べらぼう第33回 庶民が米不足で苦しみ「打ちこわし」が起こるなか、江戸城内では意次→定信、高岳→大崎へのし烈な権力移行が進行中です 
「豊臣兄弟」第14回は有名な金ヶ崎の退き口、信長最大のピンチ。しんがりを務める藤吉郎らの凄まじい戦闘シーンが続きます。地図を用意していたさすがの竹中半兵衛! 
谷川俊太郎の詩集「世間知ラズ」から/「もっと滲んで」 
錯乱の源内(安田顕)が罪を犯して牢につながれるという展開に。蔦重(横浜流星さん)の依頼した戯作が原因だったのか・・・ありあまる才能の悲劇ともいえるようなつらい回でした 
連続テレビ小説「風、薫る」を観ていると、三島由紀夫の戯曲『鹿鳴館』もよけいに興味深く読めそうです





