「べらぼう40話」ついに滝沢馬琴と葛飾北斎が登場 ちょうど長澤まさみさん主演の「おーい、応為」も封切りに。北斎と応為の天才親子べらぼうでも見られたら・・・
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「べらぼう40話」ついに滝沢馬琴と葛飾北斎が登場しました。このお二人、深い親交があったことでも有名です。
二人とも斬新な役作りでしたね。特にいきなり登場した北斎のアクの強さには吃驚しました!
まあ、変人だったというのも聞いています。およそ片づけると言うことをしなかったので、部屋の中はゴミ邸のようだったとか。そして、よごれ過ぎて暮らしていけなくなると、引っ越しをする。それをくり返したそうです。
ちょうど間もなく長澤まさみさん主演の映画「おーい、応為」も公開になります。映画の紹介フィルム内でも、
描き損じの絵やゴミが山となった室内で、
「あたしの筆が見つからないじゃないか」
と、お栄(葛飾応為、長澤まさみさん)が、父親の北斎に向けて怒鳴っているシーンを見ました。
父親が天才なら、娘の栄もすぐれた絵師でした。その才を受け継ぎ、父親に絵の教えを請いながら、また父とは違った独自の道を歩んでいきました。

そして、おなじみなのが吉原遊郭を描いたこの絵ですね。幻想的な光と闇の関係が素晴らしく、ちょっとレンブラント風でもあります。
さらに遊女たちが閉じ込められている遊郭という場所の悲惨さも伝わってきて、やはり同性の目で描いた遊女たちという感じですね。また、何よりも、それをのぞき込んでいる男たちを、こんな風に描けたのは応為ただ一人でしょう。
きっと北斎も応為も破滅型というか、実生活には適応できない親子だったのでしょうが、悲惨な生活を送りつつ名画を描き続けたところはやはり、二人とも時代が生んだ天才親娘ですね。
あんな素晴らしい絵を描き続けたのに、死ぬ間際になって北斎は、
「あと1年?あれば、完璧な絵を描けたのに」
といったそうです。
天才の完璧を求める執念、恐るべし!(__;)です。
これから、北斎がどのようにして、富嶽百景などの名画を生み出していくのか、本当に楽しみです。
そしてできれば、ぜひお栄ちゃん(応為)にも登場してほしいですね!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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