もし40歳定年(キャリアチェンジ?)で、年金の出るのが80歳。それまでどうやって生きていくの?  参考までに 藤子・F・不二雄の「定年退食」の世界をご覧ください

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

藤子・F・不二雄「定年退食」から

本当かどうかわかりませんが、さる政治家が、40歳定年でもいいんじゃないかと、言ったとか 言わなかったとか? そしてさらに年金支給開始を80歳にしてもいいのでは・・・といったお話も聞いております。
まあ、これは仮のお話でしょうが。

キャリアチェンジといいますが、40歳からはサラリーマンなら、これまでの積み重ねの上にほんとうに社のために役立てる時期だと思うのです。そこで方向を変えるというのは社会で働いたことのない人の発想だと思います。

それまでの経験を捨てて、40歳~80歳までどうやって暮らしていけというのでしょう。政治家自身が政治家を辞めて、コンビニで働くとか、工場勤務するというならわかりますが。

ところで藤子・F・不二雄の作品に「定年退食」というのがあります
この話も衝撃ですが、これにかなり近いものがあるような・・・。つまりまるで、SFの世界のような。

漫画の中では、
今現在、世界は食料難になり定員法というのが施行されています。

一時定年を56歳、それ以上の生産人口を必要としない二次定年を57歳から72歳まで、それ以上の扶養能力を国は持たな、というものです。

そこまでが定員ということになり、73歳以上の人はその日をもって定員カードの効力を失います。そうなると年金、食糧、医療その他一切の国家による保障を打ち切られることになります。
この世界・・・デストピアといっていいですか(__;)

見捨てられる定員外の高齢者

年金なしの生活をする高齢者。
食料を減らしたせいでフラフラして、公園で倒れます。

監視ロボットが察知して、呼掛けます。
「救急車を呼びましょうか」

「いや僕は、定員外なんだ」
「そうですか、申しわけありません」
じゃあ、対応できません・・・ということですね。
定員外は、人にあらず、の扱いです。

2人の高齢者が公園のベンチで休んでいると、若いカップルが来ます。
「ベンチがいっぱいだなあ、あ、ちょうどあそこに高齢者がいるじゃないか」

2人はベンチから立ち上がり、こそこそと、そこを離れます。
「いいじゃないか。僕らは定員なんだから」
と慰め合いながら。

これこそまさにデストピアですね。

こういう世界が、いつか現実のものになるのでしょうか。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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