終の棲家を決め、コミュニティダイニング春でティータイム

この数年、ぼんやりとですが、
ずっと気にかかっていたことがあります。
それは、「最後の行き場がないなあ」
ということです。

夫の実家のも私の実家のも、少々遠くて、

わが息子や娘たちが、まめに墓参りしよう、
と思う距離ではありません。

夫は、「海にまいても、山にまいても」というのですが、

海にまかれるのは、ちょっと躊躇します。
わたしは泳げない(^^;)

というわけで、気になっていたのですが、

最近、近くに広い分譲墓地ができて、

夫と2人で見に行ったら、公園みたいにきれいで
新しくできた団地みたいに清潔で、
何より、桜のころだったので、
満開の桜並木の美しさが、きわだっていました。
それで、こんな風に桜を見れるのはいいなあ、と
そこを購入することにしたのです。

見学者の中には、知ったお顔もあって、

また、ご近所さんになるのは楽しいね、と
ちょっと和みました(笑)

なんにしろ終着駅ができたというのは、
ちょっと安心です。

若葉台にもどってきて、二人ともちょっと疲れたみたいで、
コミュニティダインイング春で、
コーヒーとケーキのティータイムにしました。

ここは、空き店舗になっていたところを、

地元の主婦や、女性たちが、地元の人々に

おいしい食事を提供したいと、ボランティアで運営しています。

シフォンケーキはふわふわで、コーヒーも苦みがほどよくて。
ホッとするような、素敵な和みの空間です。

私たち夫婦も、何かを成しとげたような充実感。
窓の外の陽光と春の花がきれいでした。

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