島根県にあった #VIVANT 乃木さんの実家は、たたら製鉄の旧家だった。思い出すのは、もののけ姫のあの場面だ。
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画像は 日本遺産 ポータルサイト「出雲國たたら風土記」からお借りしました。
子供の頃に聞いていた歌に「岸壁の母」という歌があった。知っている歌手では、二葉百合子さんがうたっていた。「もしやもしや」という切ない歌詞ばかりが耳に残っている。
終戦後、抑留から戻ってくる息子を待って、毎日に港に入ってくる船を見つめていた母親がいたという。それが京都府の舞鶴港だというのを後になって知った。舞鶴は母たちの期待と喜び、失望、そして悲しみの港だったのだ。
8月15日終戦の日をはさんで、VIVANT というドラマが放送されている。
主人公は3歳のころ、海外で親から引き離され、人身売買されたり、乞食のような生活をしていた。それを見かねた戦場カメラマンが日本に連れ帰り養護施設にあずけた。その施設のあるのが舞鶴ということだった。やはり引き上げ船とか、そういうことを意識しての舞鶴なのだろうか。
奥出雲にある父の実家は、たたら製鉄の旧家だった
のちに判明する主人公の故郷が島根県奥出雲であり、実家の乃木家は古くから、たたら製鉄を受け継いできた「たたら製鉄の御三家の一つ」であるという。
たたら製鉄は、今後もストーリーに何かの関係してくるのだろうか。
この地では良質の砂鉄が取れ、そして森林が多く緑豊かで薪の材料に事欠かない。そんなことから、6,7世紀頃にはすでに、たたら製鉄が行われていたようだ。
実際「出雲国風土記」には、ここの鉄が各地で盛んに利用されている様が記述されている。
連想として、ジブリの「もののけ姫」ですが、この中で人々が火をおこし、ふいごで吹いて汗をかきながら、たたら製鉄を行っている場面が詳しくえがかれている。宮崎駿氏は火をおこしたり、薪をくべたりなど、人々の働く様子をたいへん魅力的に描く人だ。きっとこのたたら製鉄にも魅了されていたのではないでしょうか。
画像は、日本遺産ポータルサイト 「出雲國たたら風土記」からお借りしました
そして、もうひとつこのVIVANTという魅力的な物語の中では、きっと出雲大社の神話的意味も大きく関係している気がします。これからの展開がますます楽しみです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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