16年間引きこもっている39歳の息子さんと、お母さんの2人暮らしの生活。YouTubeを見ていたら泣けてしまった。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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16年間引きこもっているという39歳の息子さんとお母さんとの2人暮らし。YouTubeを見ていたら苦しくなってしまいました。


お母さんは63歳で息子さんは、大学卒業後に精神的なことで勤めていた会社をやめ、それ以来2人暮らしのアパートの家に引きこもっているそうです。

バイトをしたこともあったりしたそうですが、やはり波があるのか、お母さんとの間でもうまくいっているときと感情がぶつかり合うときがあるようです。

そんなある日新しい仕事になじめず疲れて家に帰ってきたお母さんに、
「夕食は?」と聞く息子さん。
母親は思わず「わたしを当てにしないで!」と叫んでしまいます。つらい話ですね。

そんな苦しい感情の中で、あるとき、「息子が私をあてにしてるのじゃなく、私が息子を当てにしてたのかも」と思い至ってがく然とします。

だいたいのお母さんが、ハッとするのではないでしょうか。
「子の面倒を見ているようで、実は自分の方が子に依存してたのかも知れないと・・・」
私も思い当たることばかりで、涙なくして聞いていられなかったですね。
息子が大学受験に失敗し数年間、家にこもっていた間は何回、怒鳴り合ったかしれません。

そしてそんなことのあった後、外出先で急に心配になり急いで家に帰ったりしたことも。数え切れないくらいいろいろなことがありました。
きっとこの親子の方の苦しみはその数倍かも知れません。

ある日、PCの接続の関係で、外出中だった息子さんの部屋に入ったお母さんは、ひょんなことから壁に貼られたたくさんのメモを見ます。そのメモの一枚には、
「自分が幸せにならなければ親も幸せになれない」
と書いてありました。これを見てお母さんは泣いたそうです。私も思わず涙してしまいました。

そうなのですよね。母親の幸せは子が幸せでいることなのです。それを悟った息子さんはきっと、もがきながらでもご自分の道を見つけられるのではないでしょうか。

親というのは、子どもを産むから親になるのではなく、育てる喜びや苦しみの中から親になるのだと思います。また子の幸せを願うことで人として多少なりとも成長できるのでしょう。

それなら結婚なんかしないで1人で暮らした方がずっといいと思うかもしれませんが、それはそれ、人間に背負わされた業のようなもので、それによって一人前の人になれよ、と神様が教えてくれているのかもしれません。

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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