源氏物語の世界にどっぷり浸れるセミナーに出席/花組2007公演「あさきゆめみし」も思い出す
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
wakka(わっか)で、セミナー「源氏物語を読む」が始まった。
東洋英和女学院大学 若葉台プロジェクト、認定NPO法人若葉台、Wakka企画会議の共催。担当は、東洋英和生涯学習センター講師の越野真理子先生。
3月12日の一回目は、「若紫」の巻だった。
例の「わらはやみ」で始まるところだが、わたしは以前「わらはやみ」というのがもうひとつぴんときてなかった。聖のいる山までいけるのはどうしてだろう、など、以前よくつっこみたくなったが、今とは生活環境も違うなどのお話で、なんとなく納得。
また「源氏物語」はどうしても古典と思ってしまう。口語訳しているのも、谷崎潤一郎(実は大好き)や円地文子など文豪と呼ばれる人が多い。だから格調高いのだ・・・と決めつけてしまう。
けれど若紫の巻では源氏はまだ高校生くらい。そしてきらきらしたプリンスで・・・などの話を聞いていると千年前の若者の青春が生き生きとよみがえってくる感じで、とても楽しく聞けた。
大和和紀さんの「あさきゆめみし」も参考にされるなど、さらに興味深かった。
感動したのは、原文を読み上げる際の講師の朗々とした美しい声だった。古典の文章が生きて立ち上がってくる感じである。
次は3月23日の「御法」の巻だが、この日は、仕事の打ち合わせがあって行けない。明石の君の子別れ場面のところと同じくらい、切ない場面なので残念である。次はどの巻なのだろう。
ここで思い出したのは、梅田芸術劇場での花組公演「あさきゆめみし」(2007年)だ。この公演には、長女さんも出演していて日帰りで観にいった。
春野寿美礼さん、桜乃彩音さんのトップコンビで、おふたりとも平安時代のお衣裳がよく似合いたいへん美しかった。特に「花の宴」のところは、これぞ宝塚というくらい華やかだった。
「源氏物語」はやはり宝塚でやる題材だよね、と思う。光源氏、なぜか男性がやると妙に生々しくて、わたしには宝塚の男役さんがなさるほうがしっくりする。なぜだろう。不思議だ。
殿上人を演じる皆さん本当に優雅で美しく、わが娘もどうにか殿上人の一人になっていて、庶民の親としてはこんなにも高貴な身分になって・・・と感動した。カン違いですが 笑
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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