「愛の、がっこう。」最終回 「字を知らなくてよかったよ。知っていたら先生に会えなかった」のカヲル(ラウールさん)の言葉に感動!
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「愛の、がっこう。」11話、最終回。
純愛をつらぬくドラマ
カヲルが美容師学校の試験に落ちてどうなるかと思ったが、最後で愛実(木村文乃さん)のもとに戻ってくれてよかったです。
そして、「おれ、字を知らなくてよかったよ。知っていたら先生に会えなかった」
という言葉にジーンとしました。ほんとうに人と人との出会いは奇跡なんだ、と思えます。ふたりにもそれがわかっていた。
だから、育った環境も違い、ほとんど接点のないはずのふたりが、愛を育みつらぬくことができたのでしょう。
砂浜に書いた沢山の「愛」
最初の三浦海岸行では日傘を置いてきてしまったけれど、次に置いてきたのは、砂浜に書いたたくさんの「愛」という文字でした。しかも大雅(カヲル ラウールさん)がはじめて性格に書けたあとに。
ここで、大雅ははじめて本当の愛を知った、という意味でしょうか。
本当の家族愛、夫婦愛に気がついたのは、愛実のパパとママも同じですね。いそいそとエプロンをかけるパパの姿に、この方はこんなにエプロンの似合う人だったのかと(笑)吃驚しました。
ほんとは前から、こうしたかったのかも。娘と妻に感化されて、始めて本来の純粋な自分自身の姿になれたのかも知れないですね。
ママの怒り、気弱になったパパの笑顔も、愛というものについて改めて教えて暮れるようでした。
ほんとの父だと言って!
松浦さんは、大雅の本当のお父さんではなかったのでしょうか。父親が刑務所にいたなんて、知らせたくなかったのでしょうか。
かもしれないけれど、大雅が去ったあとで、ひとりごとででも、
「自分が父親だなんて、言うわけにはいかんだろう」
など、呟いてくれたら嬉しかった。
いや、もともと、そういう設定ではありません・・・といえばそうなのかもしれませんが(__;)
このドラマの魅力は、さまざまな愛を見せてくれるところでしたが、
生徒たちが、愛実を口々に罵るところでは、愛(信頼)が憎しみに変わるところを見せてくれました。
けれど、生徒たちは心で泣いていたし、愛実も泣いていた。これも一つの愛の形で、無様に、不器用にしかたがいの愛を伝えられない自分自身に泣いていたのだと思います。
最近にはめずらしく純愛、そして本当の意味での愛を追求した夏から秋にかけての最高のドラマでした。続編で、松村さんの告白があったら、とちょっと期待してしまいます。
主役のお二人が役になりきっているのにも感動しましたが、脇を固める、沢村一樹さん 田中みな実さん、中島歩さん、坂口涼太郎さん
りょうさん、筒井真理子さん、酒向芳さん、皆さんも本当に素晴らしかったと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。