神谷美恵子の考えをわかりやすく伝える「生きがいの育て方」
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

こんな年になって今更といえば今更なのですが、
人にとって生きがいとは何でしょうか。
著名な精神科医で、ハンセン病の治療にもあたった神谷美恵子には『生きがいに ついて』や『人間を見つめて』など、人生について深く考えさせる著作があります。
特に重視したのは、人の「生きがい」についてでした。
そして何よりも、「自己を正しく実現しているかどうか」。
人がどれほど成功していても、心の底に、
自分は自己実現していないのではないか・・・
と、そんなやましさがあれば、顔や表情にも、「横目づかいや上目づかい」となって現われてくるのだそうです。
表情にも表われてくるというのが怖いですね。
私はどんな顔をしているのでしょう。鏡を見るのがおそろしいです。
人生に生きがいを感じるには、どれほど自己実現を目差し、本当の自分を見つけていけるかにかかっていると言います。
簡単なようで難しい。本当の自分とは・・・?
若いうちにこういう考えに触れておくことは、その後の人生に於いてとても大切なのだと思います。
自己実現、言葉で言うには簡単ですが、きっと一生かけて目指していくものなのかもしれません。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2025-07-27 by
関連記事

「インド夜想曲」(アントニオ・タブッキ、須賀敦子訳)白水社。行方不明になった友人シャヴィエルを探してインドのあちこちを旅する僕。 
Amazon Prime で「八犬伝」を見ました。役所広司さんが滝沢馬琴、内野聖陽さんが葛飾北斎を演じていて、二人の掛け合いがおもしろい。 
数年ぶりの「わかば読書会」。お気に入りの藤野千枝「団地のふたり」をもっていそいそと出かけていく 
ありふれた日常を送る人々の何気ない哀しみやアンバランス感。人生へのしみじみとした手触りを感じさる短編集「当世凡人伝」(富岡多恵子 講談社文芸文庫) 
第8回「愛の、がっこう」 カヲル(ラウールさん)が必死で書いた手紙に感動する愛実(木村文乃さん)。暴走する父、強い母、なぜか良い人になった川原さん





