三島由紀夫は太宰治を嫌いだといってましたが、果たして本心だったのでしょうか。最近のあれこれから。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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好きだとかキライだとかって、
何なのだろう。

先日、ある人がある人を
「キライだ」と宣言して大騒ぎになったのに、
和解して、今度はその人の応援演説に行くのだという。

これには驚いた。人の気持ちは本当に不思議だ。

強要されたのだろう、という人もいるが
私は人の心の不思議さだと思う。
端に振り切りすぎたので、戻したくなったとか、
そこまでは思ってなかったのに、

つい勢いでということもあるだろう。

案外似たもの同士とか、そういうことかもしれない。
人は他人の中に、自分の嫌いな部分を見いだすと
その人を憎むようになるという。

三島由紀夫は、太宰治のことがキライで、
結構悪口を書いていた。
きっと、都会っ子の三島にとっては、
太宰のあの気取りとか、「斜陽」の
「お母さまは今・・・」
のような描写は、恥ずかしくて我慢ならなかったのだろう。

けれど太宰にあるものは、全部三島にもある。
それを白日の下に見せられるような
恥ずかしさがあったのだろう。

この今大注目のお二人は大変気になる上に、

今の時代、みんなが良い子で上っ面しか言わない中、

人の生の感情を伝え合うスリルにドキドキしてしまった。さらに
時代は、表面を取り繕うだけでなく、真摯に気持ちを伝えあうことの
大切さに気づいてきたのかも知れない。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。


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