光る君へ。職場の同僚女房たちが一気に出てきた場面には驚きました。皆さん、すごい迫力。何人かの女房たちを解説します
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
光る君へ、
まひろが宮中に出仕した際に、職場の同僚女房たちが一気に出てきた場面には驚きました。
皆さん、すごい迫力でした。
源氏物語の世界の中では、宮中の女性たちはすごく優雅なのですが、
こうして映像でみると、なぜかその迫力に驚かされます。
しかも着ている十二単の鎧のような分厚さ。こんなのを着て宮廷女房さんたちは、ほんとうに、御仕事をこなしたりしたのでしょうか。
座っていたところから立ち上がるだけで精一杯という気もしますが・・・(__;)
一気に登場した女房さんたちも、だれが誰やらという感じで・・・・
ここでその一部の方を、「紫式部は今日も憂鬱」の挿絵をお借りしつつ紹介してみたいと思います。
○小少将の君= おっとりしていてやさしい。紫式部と仲良し
○大納言の君= 小少将の君の姉妹
○宰相の君= 藤原道綱の娘つまり、「蜻蛉日記」の作者の孫。美人
○左衛門の内侍= 内裏女房と彰子女房を兼任。帝の言葉を伝える内侍役。
キャリアウーマンだがちょっと意地悪。紫式部の噂話をいいふらす
配役のお写真と見比べてみてください。雰囲気が伝わってくる。
中でも、宰相の君はたいへんな美人。
紫式部が、中宮彰子の前から下がる途中、偶然にうたたねしている宰相の君の姿がかいま見えました。
衣をひっかぶり、硯の上に顔を突っ伏してるのですが、そのあまりの可愛さに、紫式部は思わず顔をおおう衣を外して、「きれい!」と叫んでしまいました。
ねぼけまなこの宰相の君は「眠ってるのに話しかけるなんてどうかしてるわ」とお怒り。
まるで昼休みのOL同士のような会話を交わしていたようです。
昔も今も女性の多い職場のようすは、あまり変わりないのでしょうか。
参考「紫式部は今日も憂鬱」(扶桑社)
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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