江戸時代にはフリーターでも所帯を持てた
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
江戸時代というと、侍、刀など、いかめしいイメージがありますが、江戸町人は意外と気楽に生きていたようです。特に、町人の中でも江戸っ子と呼ばれる3代前から江戸に住んでいた純粋江戸人は、働くのが嫌い。できれば家で横になってごろごろしていたい。
そんな江戸っ子たちのくらしの様子をさぐってみました。
月のうち半分働けばなんとか、女房子供を養っていけた
「1日江戸人」(杉浦日向子によれば、三代続きの)江戸人、つまり江戸っ子は、江戸の全人口のわずか1.15パーセントだったそう。
「江戸で名のある職人や商人のほとんどが地方出身者です。
ほれっぽく飽きっぽい江戸っ子は『この道一筋』が苦手なようで、定職などもたずにブラブラとその日暮らしをしていました。都市の遊牧民、フリーアルバイターの元祖ここにあり!?」」
江戸人はだいたいめんどくさいことがきらいなので、まともに働く気もしない。
けれど、女房に、「今夜たく米が一粒もないよ」と責め立てられる。子供には、「おなかがすいたよ~」と泣かれる。
元来気の強い方ではないので、仕方なく立ち上がり、ふらりと外に出ていく。
『米つこうか、薪割ろうか、風呂焚こうか』(1日江戸人)と呼ばわりながら往来を歩けば、たいていどこかの人が用事を言いつけてくれる。
まあ、こんな風に江戸っ子と言えば、働くのが大嫌いだったようですが、当時は物価が安かったので、こんな感じで月のうち半分も働けば、一家3人くらい長屋でどうにか暮らせたようです。
あくせく暮らすのが嫌い。体を動かすのが嫌い。何もかもめんどくさい。などという人は、江戸人の素質充分ですね。
そして「フリーター」というのも、江戸時代以来の伝統的な職業と言うことになります。
今の時代、やれ収入がどうの学歴、正社員かどうか、身長、果ては長男か次男かなど、いろいろあって、とてもとても結婚までたどりつくのは難しそうです。
ある俳優の方がテレビ番組で話していましたが、
ろくに仕事がなく収入もないなか結婚し子供まで生まれたそうです。けれどそこでめげずがんばって働くうちに、徐々にいい仕事がくるようになったとのこと。
その俳優さんは、奥さんと子供のお陰だ、というようなことをおっしゃってました。
少子高齢化の中、結婚される方も年々減少の一途・・・。
条件がそろわなくてもとりあえず結婚してしまう、という手もありそうですが、
これは、少々無責任でしょうか?(^_^;)
今日も最後まで目を通してくださりありがとうございました。
ほかにもいろいろ描いていますので、目を通して頂けましたら幸いです。