光源氏と頭中将が「青海波」を舞う「紅葉賀」は、宝塚の舞台でも最高の見せ場のひとつで忘れられない。#源氏物語 #あさきゆめみし
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
昨日「源氏物語」のセミナーに行き、講師の方に京都みやげのお菓子をいただいた。「わっかさん」という。
会場が「わっか」なので、偶然でおもしろいね、と笑い合う。

それから、源氏物語のしおりもいただいた。何種類かの中から、私は「桐壺」のしおり。
隣のかたは、「紅葉賀」を選ばれていた。
「これがなんだか、気にいったのよ」
「いいわねえ、そこ一番華やかですものね」
「そうなの?」
聞かれて、ちょっと焦った。
「舞台なんかだと、すごく盛り上がる場面よね」
「舞台って?」
「たとえば、宝塚とか」
「え、宝塚?」
「この紅葉賀のところで光源氏と頭中将がいっしょに踊るところ、前半のハイライトっていうか・・・」
急に20年ほど前の、そのシーンを思い出して胸が熱くなる。
花組の梅田芸術劇場での「あさきゆめみし」の公演だった。
とにかくもう、この紅葉賀の場面は夢かと思うほど華やかで忘れられない。
梅田芸術劇場のある梅田周辺は、迷路のように複雑で、
「なかなかたどり着けなくて、地元の人に案内してもらったなあ」
とか、半分ほろ苦いような思い出がいろいろわいてくる。すると年が年なので思わずジーンとしてくる。目頭が潤んだりもするのだ。
「源氏物語」が好きなのは、そんなこともあるのかもしれない。
家のアルバムには、黒の直衣を着て烏帽子をつけたわが娘の写真もある。
ほんとうに不思議な世界だったな、と思う。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2024-04-16 by
関連記事
11日の「べらぼう」、喜多川歌麿の子ども時代が哀れでした。素敵なお母さんに抱かれた「両国花火」の子どもは歌麿自身?ちょっとおじさんっぽいですけど・・・笑 「ここからの眺めが好きだ」と兼家(段田安則さん)、息子の道兼より一段とコワい(魅力ある・・・)お父さんです。#光る君へ 葉台朝顔まつり(朝顔市)が、7月5日にショッピングタウンわかばの中央ふれあい広場で開催されました 岸田内閣の支持率 27.1%で過去最低~それでもめげない岸田首相の姿勢に学ぼう 先日、月に一度のジャズを聴く会が、ショッピングタウンわかばにある「わっか」で開かれ、地元の渋いジャズファンが集まってきました。2歳くらいの女の子を連れたパパも・・・。
コメントを残す