人生案内に「夫の実家が同居望む」とあったのだけれど、これは今もって妻たちの悩みなのでしょうか。

DSC_4795

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「夫の実家が同居望む」という相談を見かけたら、あなたはどう思いますか?どうして当然のように「夫の実家が同居を望む」のだろうか。妻の実家ではないのだろうか。

「今はそんなことないよ」
「それにだいたい、今時、同居を望む親なんていないよ」
と、いうかもしれない。

それが、こうして3月14日の読売新聞「人生案内」に相談が出ていて、結婚した女性たちにとって、いつまでも尽きない悩みなんだな、と思う。

DSC_4909

この30代の会社員の女性は、夫から同居しようと言われて悩んでいる。それは、夫の両親と同居したら、自分の実家の方の面倒を見られなくなるからだ。

夫の両親は昔風の人で、今も女性が実家に行くことをあまり快く思っていない。同居したら、なおさら帰りにくくなるだろう。
しかも夫の両親は、家のローンも若夫婦に負担してもらうことを望んでいるらしい。

私はこれを読んで、今時こんな考え方の親がいるのかと正直驚いた。しかも今もって嫁ぐ、という言葉が普通に使われている。

また結婚式などで夫側の親が「娘さんをもらいました」などと平然と口にしたりする。
何年も大事に育て上げた娘を、簡単に人のものになんかできないだろう。

今は何につけても、「男女共同参画」とか「女性支援」とか、女性議員を増やせとか、表向きにはいろいろ言う。また都合よく税金を使えるところでは、(弱い)女性がもてはやされる。
けれどこういう生活の基本のところでは、人々の意識は昔と何ら変わっていないのだ。

横にそれましたが、この女性会社員の偉いところは、「自分の両親も夫の両親も平等に大切にしていきたい」と思っているところ。こんなに妻が悩んでいるのに、夫とその両親はなんの疑問もなく、同居するのが当然と思っている。何たる違いか・・・。

回答者の藤原智美さん(作家)は、「夫が一方的に犠牲を強いている」と述べ、「考えを変えようとしない夫であっても、やはり一緒に生きていきたい、とあなたが思えるかどうか、それが問われている」と回答している。

厳しいようで温かい・・・きっと今後この女性の生き方を変えるような素敵な言葉ですね。夫の方は多分変わらないでしょう。残念ですが・・・
本当は、結婚が対等な関係なのをまず理解することが、夫にとって(両親にとっても)何より大切なのですが。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です