幻の女性ピアニストユタ・ヒップ。「デア・オールド・ストックホルム」は圧巻です。けれど突然姿を消してしまう。理由は謎です。もっともっとしぶとく続けてほしかった💧

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

もう引退しましたが、スピードスケートの羽生選手は素晴らしい才能の持ち主で、さらに払う努力も並たいていではなかったそうです。

DSC_0039

伝説のピアニスト ユタ・ヒップ

よく「才能をのばそう」とか「個性を育もう」といいますが、その人の成功にとって才能の部分はどれくらいあるのでしょうか。

だいぶ前、ユタ・ヒップという女性ピアニストのことをブログに書きました

繊細なピアノの音色が素敵な、才能あるジャズピアニストでした。
特に「デア・オールド・ストックホルム」は素朴で郷愁に充ちていて、しかもどこかバッハを思わせるような崇高ささえ感じさせる演奏でした。いつかこの若いピアニストに強く惹かれていました。

けれどあろうことか、30代前半で突然演奏をやめてしまったのです。

なぜでしょうか。
ひょっとしたら才能があり過ぎて、逆にやれることの限界が見えてしまったのでしょうか。それでもういいや、と思ってしまったのか。
才能のある人ほど、自分の才能をつまらないものと思ってしまう傾向があるみたいです

残念ですが、芸術の世界でも長く続けていくには、才能と同時にしぶとさや、ある種のあきらめの悪さ、胆力が必要な気がします。
そういう人が力を伸ばし、最終的に高みにあるゴールにたどり着けるのではないでしょうか。

学問や、会社勤めでもそれはきっと同じでしょう。コツコツ積み上げていく辛抱強さ、嫌われるくらいのしぶとさ、諦めの悪さ。そんなものがとても大事なのだと思います。けれど残念なことにそれに気づくのは、社会人になってからだいぶしてから・・・。

しぶとく、図々しく

私たちはよく、いい子になりなさい、素直になりなさい。はい、と返事しなさい、子供にいいます。つまり従順さを要求しているわけです。素直な子が親や教師にも受けがいいですからね。

けれどもう、そろそろ、いい子をやめて、図々しいくらいに自分の道をつき進んでいける、しぶとさや粘り強さを身につける方法を学んだ方がいいような気がします。

それはきっと、生涯その人の宝になるのではないでしょうか。

DSC_0046

ユタ・ヒップ本当に州トレック異なピアニストです。
もう少しピアノを続けてほしかった、という気持ちから、
ついついこんな押しつけがましい話になってしまってすみません。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

by
関連記事