人口減や観光客の減少により京都市がまちの再開発に乗り出した・・・という読売の記事が気になります。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

2月10日、読売新聞の朝刊で京都についてのある記事を見かけました。
「京都の景観保全 曲がり角・・・」
なんですと・・・汗。これは気になりますね。
京都の魅力・・・・
それは、はなんといっても1000年以上の歴史と文化、京都御苑や古い寺社と自然、お庭など言いつくせませんね。けれどそんな京都で、再開発の動きが起きているとのことです。
京都市では、景観を守るため建造物の高さが規制されているとのこと。そうなんですね、高い建物がないことで遠くまで見わたせ、悠々広々とした文化の香り高い景観をつくり出しているのですね。
私事で恐縮ですが・・・
昨秋、次男さんが案内してくれるというので、紅葉の時期に京都に1泊旅行をしました。
(次男さんは、昨年夏から京都に移住しで仕事をしてるのです)
京都御所や下鴨神社、三十三間堂などを夫と次男さんと三人で楽しく見学。紅葉シーズンとあってバスはすべて何十人待ち。清水寺の参道は身動きも取れないほどだったそうです。
そんなことで、三十三間堂を見学する際にタクシーを使いました。

その時、話し好きの運転手さんがおっしゃるには、
「賀茂川の流れの先を見れば、自分がどこにいるかだいいたいわかりますよ。流れを目で追っていって山が見えるほうが上流、何もない方が下流ですよ」と・・・。
まあ、当たり前といえば当たり前の話なのですが(冷汗)、その時は妙に感心してしまいました。また、「五山送り火」の「妙」?の字の見える山も教えてもらって、感心して見上げたものです。
その時思ったのは、京都の人々は家に居ながらにしてこんな送り火が見られるのか、なんて贅沢な・・・!ということでした。
確かに、見わたす限り高い建造物はひとつも目に入りません。
京都御所のお庭の池にも、送り火の文字が水面に映ると聞き、いにしえの方々はお庭に出て、そんな風情ある景観を楽しまれたのかな、などと想像をたくましくしていました。


また新幹線で京都に着いた旅行者は、車窓から東寺の五重塔などを望んでは、「ああ、京都に来たのだな・・・」と実感するものです。
ところで京都駅といえば駅のまん前に、かの有名な京都タワーがあります。こちらを建てる際にも大論争になったとか。
旅行者としては、まち歩きの目印になっていい、くらいに思っていましたが。伝統と歴史を守る古いまちにとっては重大問題だったのですね。
記事によればその京都で今、人口減少、特に子育て世代の減少に悩んでいるそうです。また、コロナ禍でここ数年観光客も減っているとか。
11月の紅葉シーズン最後の土日に観光した身としては、どこに行っても人人人でしたから信じられませんが、コロナ禍が3年も続けばボディーブローのように効いてくるのでしょうね。今は、いくつかにエリアを分けて再開発のプランを立てているようです。
これから古都の良さを生かしつつ、さらに魅力あるあるまちへと変貌するのでしょうか。そんな古都のようすを坂東の地からそっと見守っていたいと思います。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

「ここからの眺めが好きだ」と兼家(段田安則さん)、息子の道兼より一段とコワい(魅力ある・・・)お父さんです。#光る君へ 
鎌倉殿の13人、「名前を、葵に変えました」の言葉に驚く。大姫は葵の上という気位の高い不幸な女性に何を託したのか。 
「週3日は外出して欲しい」と妻から言われた定年退職後の男性。定年後の居場所とは? 
角田光代のベストセラー小説の映画化「紙の月」。Amazonプライムで観ました。始まりは宮沢りえさんの銀行員が大学生の光太と出会ったこと 
蔦重(横浜流星さん)が火事で救い、かわいがっていた少年唐丸(渡邉斗翔さん)が行方不明に。唐丸はいずこへ? 将来、歌麿?写楽?それとも北斎になって再登場しそうで楽しみです





