子どもの頃の記憶で怖いものってありますか

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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皆さまには、子どものころの記憶で怖いものってありますか。

古い着物がコワい

私は、さる高貴なお方の着物が怖かった。

それは小学校高学年くらいの頃でした。
鎌倉遠足があって鶴岡八幡宮を見学したとき、護良親王の橙色の古びた大きな着物が展示されていました。その少し前には、親王が閉じ込められていたという、真っ暗な洞窟のような牢屋を見たばかりでした。

その日から、夜眠る前になると、古びて色の抜けた大きな着物が暗闇の中に浮かび、こわくて眠るどころではありません。
目を閉じても瞼の裏に、あの着物が浮かんでくるのです。

よく子どもは屈託なく元気でいい、と大人は言います。でも子どもこそ、恐怖や悩みをかかえて親にもいえずじっと耐えていることがあるものです。

これは、最近聞いたのですが・・・
わが長女さんは、昔話「大工とおにろく」の鬼の出てくる場面が怖かったそうです。
母親の私はそれにちっとも気づかず、得意になって、コワい鬼の声音を真似したりしていたものです。

今、孫娘ちゃんのために、ときどき昔話の本を選ぶのですが、どうしてもアニメっぽいものになってしまいます。これならまあ、怖い記憶にならないだろうと・・・。

けれど、ただ一冊、読んであげてない本があります。

新・講談社の絵本「一寸法師」です。
中に、例のお姫様を守るために、一寸法師が鬼とたたかう場面がありまして、ここの鬼が結構リアルでコワいのです。

これを見せて、孫娘ちゃんが、こわがってうなされでもしたらどうしようと・・・。

今も、よい昔話の絵本を見せてやりたい、でも怖がらせては・・・というふたつの気持ちがたたかっています。ばあさんもいろいろ悩むのです (笑

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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