ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、題名を聞いただけで哀しい気持ちになってしまう

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こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

谷川俊太郎さんの作品に「ひとりで」という詩があります。

ひとりで

「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聞いていると
ぼくは一生ひとりで暮らす方が良かったんじゃないかと思う。
そば粉のパンケーキを焼いてメープルシロップをかけて
ひとりで食べる自分の姿が目に浮かぶ

友達なんかだあれもいないのだ
もちろん妻も恋人も
従兄弟の名前ひとつ覚えていない
両親の墓参りは嫌いじゃないが
それはもうふたりとも死んでいるから

・・・・・・・・・・・・・・・・

まるで文学的とも思える曲の題名。
これを聞いただけで、哀しいしめやかな気持ちにとらわれてしまう人も多いでしょう。
また詩人のかたは、ここから詩の構想が浮かんできたりするのでしょうか。

亡き王女のためのパヴァーヌは、

ラヴェルが18歳の時に作曲したピアノ曲。
「亡き王女を想う哀しみにみちた曲だな」(涙 
いったい、どちらの王女様に捧げられた曲なのだろうと思いました。

けれど、どなたかに捧げたというわけでもないようです。
一説には、ベラスケスの「王女の肖像」の絵に触発され、曲想が浮かんだもいわれますが・・・。たとえ、

亡き王女はいなかった

にしても、
「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲の価値が下がるわけではありません。
この題名を口にするたびに、心の奥底に呼びかけられるような不思議な感情。
まるで、詩の一節を唱えているようです。

曲自体は優雅に淡々と、しめやかにかつ重々しく進行していきます。
やはり、いいなあー♥
そんな風に思っていて、谷川俊太郎さんの詩を目にしたときはうれしかった。
谷川さんもお好きなのでしょうか。よく聴いていらっしゃるのでしょうか。
詩と相性のよい曲なのかもしれませんね。

聴く度に、しみじみと聞き惚れてしまい、
架空にしろ何にしろ、亡き王女を想う心は、
もう、だれにもとめられません (笑

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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