『クスノキの番人』 東野圭吾さん、 まだまだ書いて頂きたかった。本当に残念です。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
東野圭吾さん、希有な才能の方でした。まだまだ書いて頂きたかったのに本当に残念です。
心からお悔やみ申しあげまず。

『クスノキの番人』 東野 圭吾 (著)
主人公の玲斗は職場を解雇され、やけくそになって元の職場に忍び込み逮捕されます。留置所で起訴を待っている彼のもとに、弁護士が現れ、依頼人の要求に応じるなら釈放できるようにするといいます。
依頼人がだれなのかわからないまま、その要求に従い起訴を免れます。依頼人は千舟という60歳過ぎの見知らぬ女性でした。ところが彼女は玲斗の伯母だと名乗ります。
そして、やってほしいことがあるといいます。
「それはクスノキの番人です」と。
不思議な言い伝えのあるクスノキで、千舟の家の者が代々その番人をしているのです。
パワースポットとして知られていますが、実は、新月、満月それぞれの数日間、「祈念」に訪れる人が集中してやってきます。玲斗の役目はその人々のための「クスノキの案内人」になることでした。
「祈念」に訪れる人々には、さまざまな悩みや思いがあります。最初は軽い気持ちで始めた玲斗ですが、やがてそんな人々の悩みに正面から向き合っていくのでした。
そして、完璧な伯母のただひとつ心残りのこととは?
人間不信になり、自分の存在さえ軽く見がちな現在ですが、この小説を通して訴えたいことは、人への信頼感を取り戻そう、ということではないでしょうか。
「この世に生まれるべきでなかった人間などいません。どこにもいません。どんな人間でも、生まれてきた理由があります。そのことだけは覚えておきなさい」
という千舟の言葉は、東野さんが私たちすべてに残して下さった言葉のように感じられます。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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