大相撲―女性首相を土俵に? 今ちょっとした話題になってるみたいです。じゃあ歌舞伎は? 宝塚は?

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画像は「和楽」からお借りしました

大相撲―女性首相を土俵に? 今ちょっとした話題になってるみたいです。じゃあ歌舞伎は? 宝塚は?

いまちょっと関心事になっているようですが、大相撲の土俵に女性総理があがってもよいと思いますか。

先日、木原官房長官は、
「千秋楽について、現時点では何ら決まっているものではない。・・・高市総理は日本の相撲文化に対し、伝統文化を大切にしたいというご意向をお持ちである」
というように話していた。

また、ABEMANEWSによれば、2018年の春巡業で、兵庫県の宝塚市長は土俵に上がって挨拶することをのぞんだが、それが叶わず、土俵下での挨拶となり、それに屈辱を感じたそうです。
そしてわたしなら、男性の領分があるなら、それはそれでいいではないか、下手にかかわらずにおこう、と思うのだが。

つくり上げた人工の美

たとえば、歌舞伎も男性だけだ。
女形は極端に女性をデフォルメし、幽玄な美の世界をつくりだす。そこに本物の女性が現われたら、その約束事の世界が壊れてしまう。

宝塚歌劇は反対に女性だけの世界だが、かつて男性がいたこともあったそう・・・。まあ、想像もつかないが。
宝塚の華は男役さんだ。その舞台では徹底して理想の男性を作り上げる。
現実の男性が理想とかけ離れているとはいわないが、ここも徹底的につくられた夢の世界なのだ。
その夢にひたっていられるから、劇場からはなかなか離れられない。


同じように相撲の土俵の上も、徹底的に作り上げられた強い男の世界なのだろう。その矜持もあるだろうから、簡単に女性が立ち入ることには妥協しないだろう。

そういうのもおもしろいな、と思うのだが、宝塚市の女性市長は「差別だ」と怒ったようだ。人にはまさしく、軽く流す人と、こだわるのが正しいと思う人の二種類があるようだ。そして両者が全く交わらないことに悲劇がある。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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