「子を残して再婚しろ」・・・?NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のせりふに過剰反応している私

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、先週末から苦しい展開になってきていますね。今朝はなんと、上白石萌音さん演じるヒロイン安子は、舅の千吉(段田安則さん)から再婚するようにすすめられます。

えーーー、戦死した息子の嫁さんとして、この家で大事にしてあげるんじゃないの??
びっくりです(^_^;)
戦前戦後のこのころは、まだこういう意識だったのでしょうか。

さらに、安子にショックだったのは幼い娘のるいを置いて出るように言われたこと。
それはないだろう(^_^;) むごい・・・。
子供を置いて再婚なんて、あり得ないー、と心の中で叫んでいました。

安子はどうするのでしょうか。
同級生で義理の弟の稔(松村北斗さん)が夜おそく、安子の元にやってきます。
まさか、告白か・・・と一瞬思いました。
けれど稔は封筒に入った金をさりげなくわたし、
るいを連れて、この家を出るようにという。
そのためにこの金を使ってほしいと。

どうやら、かわいい娘とは、別れないですみそうですね。
ホッとしましたが同時に、幼子と二人これから生きていけるのだろうか、と心配しました。
きっと戦後は、こんな境遇になって悩む女性も多かったのでしょうね。
そんな中でも、女性たちは強く生きてきたのでしょう。

家意識の中で嫁はいつまでも他人

嫁は他人だけれど、生まれた子はその家の子。
だいぶ虫がいい、とまたもや勝手に怒っている私(^_^;)
でも今は、万一離婚となったときにも、親権は母親になることが多い。
当然とはいえ・・・。

「子供をおいて、嫁にいって」
考えれば、ずいぶん冷たい言葉ですね。泣いた女性も多かったことでしょう。
これがまかり通るのは、ひとえに家意識が強かったからですね。

今でも息子の結婚に際して、「うちが(嫁に)もらった」などという、戦後生まれの男性は結構多い。
言わないまでも内心思っているのかも。
女性をもの扱いしてることさえ気がつかないのだ。

夫婦別姓よりも結婚についての意識を変えて・・・

今とやかく夫婦別姓がいわれたりしますが、
それより、こんな意識の男性が少なくなってくれることを願います。
フェミの活動には、ちょっと違うかな・・・と思うけれど、
特に年配の男性の家意識だけはあんんとかならんのか・・・と本気で思っています。

結婚は、二人が共同で新しい家庭を築く。それだけでいいと思いますね。
もらったとか、嫁いだ、とかそんな言葉は永遠に消えてほしいな、と思います。
若い頃から、真性リベラルなので不平等は嫌いです。

姓は家族としてひとつのまとまりと考えれば夫婦同姓がいいと考えますが、
どちらの姓にするかは完全に平等に、十分話し合って決めればいいと思います。

母と子の絆が強いだけに、それとバランスをとるために、夫の姓にしてきたという伝統があるのでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、
目を通して頂けましたら幸いです。

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