和田殿の三男にしてあの怪力の持ち主、朝比奈義秀は巴御前の子か?

朝比奈義秀/『前賢故実江戸時代、画:菊池容斎 ウィキペディアから

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

大河、北条時政(坂東彌十郎さん)とりく(宮沢りえさん)が退場し「鎌倉殿の13人」も一気に寂しくなった気がします。

考えてみれば、それだけ、個性的な人々が次々に現れてきら星のように輝いては、消え去っているのですね。

そして、悲しい退場の場で、私たちは涙を流しました。

けれど、

まだまだ、こんなものじゃない

それが、このドラマの怖いところです。
そして目下の私の心配は、和田義盛(横田栄司さん)のことです。三浦義村(山本耕史さん)とは従兄弟どうしなのに、性格はまるで違う。

もちろん、この前討ち死にした畠山重忠(中川大志さん)とは、顔も性格も100パーセント違います。

和田義盛 ウィキペディアから


今も確か侍所の別当のはずなのに、そんな偉そうな様子はなく、巴といっしょに日々楽しそうに暮らしている。
源実朝(柿澤勇人さん)にごちそうした鍋も実にうまそう。

そんな一本気な人は、かなりの確率で裏切られ不幸になる。ああー、気になりますね。

和田殿と巴御前の息子?

ところで和田義盛(横田栄司さん)には8人の息子がいたそうです。そしてその三男・朝比奈義秀はたいへんな怪力なところから、巴御前(秋元才加さん)との間に生まれた子ではないかと噂されています。

父親以上の豪傑にして泳ぎの名手。あるときなど、海に潜って3匹のサメを捕まえて浮き上がり、舟の上から見物していた源賴家を驚かせたそうです。

また鎌倉と横浜市金沢区との間の朝比奈切り通しをひと晩でつくり上げたという伝承も伝わっています。

そして後の和田合戦では、怪力で鎌倉御所の門をうち壊し、次々と敵をなぎ倒したそうです。
義秀は、この戦で討ち死にしたとも、安房国のほうへ逃れたとも言われています。こんな怪力の持ち主なので各地に伝承が残っています。和田殿と巴の子なら、そりゃ、当然怪力ですよね。

やはり伝承なのですが、義秀は実は、木曽義仲と巴の子だという説もあります。
巴が最後に義仲と別れて戦場から逃れたのは、義仲の子がお腹にいたからではないかとも言われます。

真偽はわかりませんが、これもいい話ですね。

私たち日本人は、こんな超人が大好き。なんとか無事に生き延びてくれたことを願います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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