よかったのか悪かったのか。この穏やかなた口調に魅せられた人は確かにいたはずです
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

都知事選の動画などを見ていてなんとなく思ったこと。
人は、正しいことを聞きたいとは、あまり思っていないのではないか。
むしろ正しいことばかり主張する人は嫌われる・・・?
いや、本能的に絶対的な正しさなんて存在しないと思ってるから、聞いていてしらけるのかもしれない。
他の候補者を悪しざまに言っているのをきいていると、正しいのかも知れないが、なんだか心の狭い人だな、もっとやさしくあればいいのに・・・なんて思ってしまう。
これは日本人特有の心の動きかもしれない。
江戸時代、鎖国をしていたこの国では、隣近所仲良く暮らしていくのが一番だった。
そこそこのところで妥協し、少しの矛盾には目をつむる。それが、向こう三軒両隣、仲良く生きていく上での知恵だった。
けれど、選挙で代表を選ぶ選挙では、自分の正しさを主張し、それに付随して他候補のまずい点を指摘しなければならない。
違いが見えないと正しさを証明できない
春の東京15区でも、強い口調で他候補の駄目さを指摘する演説をきいたが、盛り上がっていたわりに得票数が意外に伸びなかった。
きっと日本人の諍いを好まない、和をもって尊しの心理のせいだろう。非難の言葉をきいているとだんだん嫌気が差してきて、やっぱり、この人やーめたとなってしまう。
それに比べると小池さんの話し方は、やわらかく一寸関西のお嬢さま風の口調で、言葉が耳に心地よく入ってくる。内容など論外なのだ。
さりげなく見えて、きっとかなりの戦術があるのだろう。そういえば、安野候補の奥さんの演説もうまいなあと思った。この方の話も明るくよく通る声で、ポジティブなことしかいわない。
暗いことの多い中、立候補者には、つい明るく前向きな姿勢を求めてしまうのだろう。
いま選挙で大事なのは、熱意より戦術かも知れない。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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