自閉症の息子と母の物語。加賀まりこと塚地武雄が映画「梅切らぬバカ」で共演
5日、NHK「あさイチ」に、加賀まりこさんが出演していて、話を聞いていたら、数十年ぶりの主演映画「梅切らぬバカ」という、最近撮影された映画の話題になりました。
自閉症の息子とその母親の物語で、母親が加賀さん、息子になるのが塚地武雄さんです。
加賀さんの役は、自閉症の息子に寄り添って生きる母親という、難しい役どころ。
昔の加賀さんのイメージからはかけ離れた感じですが、少し見た感じでは、まったく違和感なし。
むしろ情に厚く、チャーミングな母親像を、とても素敵に演じていらっしゃいました。
塚地さんも、NHK朝ドラのアチャコ役などで、味のある役作りには定評があります。
なんでも加賀さんは、18年ほど前から演出家の方とパートナーになってるそうですが、
この演出家さんには自閉症の息子さんがいて、ある日、私生活で会ったらまるで表情が違っていて、
それがおつきあいのきっかけだったとのこと。これも素敵ないいお話です♥
そして、
「人って幸せになりたいっていうけど、探さなくたって、幸せはそこにあるんだよ」
ということ、それが映画のテーマなのでは・・・と加賀さん。
母親(加賀さん)が、息子(塚地さん)の髪を、庭で刈ってあげてるシーンがありましたが、ここも、しみじみとした親子の情が伝わってくる味わい深い場面になっているようです。
ひょっとしてこんなシーンがたくさんあるのでは・・・これは、ぜったい泣くでしょう(^_^;)
「観た人がみんな、忠さんのことを好きになってほしいなぁ」
と、それだけを考えていたと、加賀さん。
そんなところにも、人間的な優しさや、女優としての奥の深さを感じました。
この映画、しみじみと味わいながら観てみたいですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも、日々のあれこれを書いていますので、そちらも見ていただけたら幸いです。
クセのあり過ぎな家臣、本多正信(松山ケンイチさん)と服部半蔵(山田孝之さん)の登場で、大河ドラマが一段とおもしろくなってきました。 祇園祭 宵山の夜、提灯のともる山鉾はいちだんときれいですね。1年前から京都で働いている次男さん撮影。 花を一輪差し出し「おなごの幸せは男に・・・」と説く半蔵。その花をいきなりガブリと口にして「ころすぞ」とつぶやく女大鼠。また今回ひたむきな瀬名の表情が切ない。 #人生案内 結婚して子どもを産んだ女性、父親に「男の子なら、自分をころして大切に育てなさい」と言われてショックを受ける。女の子なら・・・? パンケーキを作ってドラマ「女系家族」を観ていたら、文乃の宮沢りえさんが、室生犀星の詩「昨日いらつして下さい」を口ずさんでいた