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2022年10月25日
グリーンベルト (15)
やれやれと、テーブルの上のチョップスティックを手に取ると、ヘレンは一寸疲れたように窓の外に目をやった。青々とよく育った芝生が中庭に広...
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2022年10月24日
若宮大路「一の鳥居」の向こうに広がる海。そこは和田義盛の終焉の地となった由比ヶ浜
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「近頃、調子に乗ってるようだな。少し灸をすえてやろう」後鳥羽上皇(尾上松也さん...
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2022年10月23日
ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ/この言葉に含まれるふかーい意味。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 朝日カルチャースクールで、元群像編集長の橋中雄二氏から教えを受けたことは前に書...
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2022年10月21日
むかし男が姫君を背負って逃げる。その後につづく残酷さが切ない。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 日々、秋の深まりを感じる今日この頃。私の住む横浜若葉台は自然が豊富、秋には見事...
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2022年10月21日
グリーンベルト(14)
その日の午後、ヘレンは居間とキッチンを何度往復したことだろう。最後に持ちきれないほどの大きなサラダ鉢を抱えてくると、それをテーブルの...
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2022年10月20日
「森のお茶会にきませんか」と誘われ、「どんぐりと山猫」の手紙を思い出す私。当日森に行ってみると・・・
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 森のお茶会に行ってきました さまざまなことが起こり疲れてしまう毎日。たまには自...
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2022年10月19日
将軍実朝の鎌倉に、「ゆく河の流れは絶えずして・・・」の鴨長明が訪れていた。写真は、水木しげるのマンガ古典文
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず ご存じ方丈記だが、作者の鴨長明...
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2022年10月17日
「大海の磯もとどろによする浪われて砕けて裂けて散るかも」(実朝) まさか失恋の歌とは・・・
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 「大海の磯もとどろによする浪われて砕けて裂けて散るかも」 まさか失恋の歌とは...
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2022年10月16日
「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ)52ヘルツの周波数で鳴くクジラの声は仲閒にとどかない。家族に虐待さ
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 わたしの住む若葉台にオープンした「BOOKSTAND若葉台」さん。時間があると...
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2022年10月16日
グリーンベルト(13)
夕暮れ時、匂いはいっそう強まるようだった。 公園やポトマック川の岸辺を歩いていると、ふと匂いは鼻先をかすめていく。夕闇と共に匂いが辺...
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2022年10月15日
人生案内で「30代 親から自立したい」と悩む男性
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 14日、読売新聞の人生案内に30代男性からの相談が載っていた。 「30代 親か...
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2022年10月14日
私たちは春夏秋冬、4つの季節と共に歩んできた旅人なのかも知れない。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。 今年は、6月から暑くて大変だった。こんなに早くから暑いなんて、今年の夏はどうや...
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