29日の光る君へ。居貞親王(木村達成さん)のもとへ道綱(上地雄輔さん)が訪れ、「花山院がお隠れあそばした」と、さり気なく重大情報・・・。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

9月22日のNHK大河「光る君へ」。

居貞親王(木村達成さん)のもとへ道綱(上地雄輔さん)が訪れる場面で、

「花山院がお隠れあそばしました」と、さり気なく重大情報。
え・・・、と一瞬かたまりました。
花山院(本郷奏多さん)は、この頃に亡くなられたのですね。涙💧

居貞親王は、冷泉帝の次男で、花山天皇の弟にあたります。
そして自分より4歳年下の一条天皇の皇太子として、25年間過ごされました。なんという屈辱・・・。


そのお心の中には、「嫡流はこちらだ」という思いがずっとあったことでしょう。後ろ盾のない悲しさ。

お兄さんの花山院は、若くして帝位につかれました。

劇の天皇ともいわれ、風変わりな行動が目立ったことから、「花山帝のくるひ」ともいわれて貴族たちの嘲笑をかっていたとされます。
そんな中、道長の兄の道兼(玉置玲央さん)に謀られ、寺に行って落飾しわずか2年で皇位を退きました。

ここはまた、嫡流の冷泉天皇系と、傍流の円融天皇系との皇位をめぐる、し烈な争いでもありました。

お二人の父、冷泉天皇は花山院以上に「変わり者」とされた天皇でした。けれど嫡流であることには変わりなく、永年年上の皇太子でいることは、かなりの屈辱だったでしょう。

そんな中、お兄さんの花山院がなくなります。

居貞親王。画像は、スポニチ からお借りしました

「これで冷泉の血は私一人になってしまった」
こ言葉には、万感の思いが込められていたことでしょう。そして、なんとしても冷泉の血を守っていかねば・・・と固く決意されたでしょう。

そこに大きく立ちはだかるのが道長であり、中宮彰子の第一子敦成親王でした。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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