人はよく、他の人と比べて劣っているところを、あれこれ気に病むものですが大切なことはほかにあります。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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白すみれ   薄田泣菫

忘れがたみよ 津の国の
遠里(とおざと)小野の 白すみれ
人待ちなれし 木のもとに
摘みしむかしの 香ににほふ

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私の好きな薄田泣菫の「白すみれ」という詩の一部です。

なぜ好きかというと、人もまた、それぞれの場所でひっそりと小さな花を咲かせている、
白すみれのようなものと感じられるからです。

そして、それぞれに美しいのです。

人はよく自分の劣っているところを、他の人と比べて気に病むものです。
いくら考えても仕方がないのに・・・気に病むほどのことでもないのに。

しかも、手に入らないものを求めても意味がありません。

それよりも、自分のもっているものを見直して、それに磨きをかける。自分の尊さを再確認すること、自分だけの貴重な花を開かせることの方がほうがずっと大切です。

年々、歳を重ねるごとに自分が見えてきます。
残酷なほどに見えて困惑したりもしますが・・・。汗

そして、枯れるどころか、ときどき、
「私はこれまで何をやってきたのだろう」

とがく然とし、まだ何かできるのではないかと焦ったりもします。

けれど、それも含めて自分の人生、生かされていると思えば、むしろ自由になれるかも知れませんね。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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