人はよく、他の人と比べて劣っているところを、あれこれ気に病むものですが大切なことはほかにあります。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
白すみれ 薄田泣菫
忘れがたみよ 津の国の
遠里(とおざと)小野の 白すみれ
人待ちなれし 木のもとに
摘みしむかしの 香ににほふ
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私の好きな薄田泣菫の「白すみれ」という詩の一部です。
なぜ好きかというと、人もまた、それぞれの場所でひっそりと小さな花を咲かせている、
白すみれのようなものと感じられるからです。
そして、それぞれに美しいのです。
人はよく自分の劣っているところを、他の人と比べて気に病むものです。
いくら考えても仕方がないのに・・・気に病むほどのことでもないのに。
しかも、手に入らないものを求めても意味がありません。
それよりも、自分のもっているものを見直して、それに磨きをかける。自分の尊さを再確認すること、自分だけの貴重な花を開かせることの方がほうがずっと大切です。
年々、歳を重ねるごとに自分が見えてきます。
残酷なほどに見えて困惑したりもしますが・・・。汗
そして、枯れるどころか、ときどき、
「私はこれまで何をやってきたのだろう」
とがく然とし、まだ何かできるのではないかと焦ったりもします。
けれど、それも含めて自分の人生、生かされていると思えば、むしろ自由になれるかも知れませんね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2024-08-19 by
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