高齢者を一人にするな、孤立化を防げ、という際、周りのサポートが大切。そして一番支えになるのはやはり家族かも

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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21日のNHK「日曜討論」で、高齢者の住まいについて特集していました。2050年には、44.3%の人が一人暮らしになるそうです。そしてその半数以上が65歳以上とのこと。

怖い数字ですね。つまり約⒋人に1人がひとり暮らしの高齢者ということでしょうか。
たぶん、私はそのころには、もういないと思うのですが、子や孫たちのことを考えると心が痛みます。

不動産会社では、年齢を告げただけで断られると言います。まあ、高齢者に家を貸す場合、さまざまなことを考えてどうしても尻込みしてしまうのでしょう。

家賃を貸納されたらどうする。
急病などの緊急時にはどうしたらいいのだろう。
まして、その部屋で亡くなられてでもしたら・・・!?

孤独死、孤立死は部屋の貸主にとってもつらいことなのです。
考えないといけないことはあまりにも多い。

近くに子や親戚がいればいいですが、そうでなければ途方にくれるばかりでしょう。ついついしり組みしてしまうのもわかります

未婚者や離婚した人の単身世帯が増加

また近年、未婚や離婚した人の単身世帯が増えているようです。
それにより、これまで、「家族が担ってきた機能が急速に失われている」という。

それに代わるものが必要なのだろう。つまり家族がなくても機能できる体制の整備が必要とされている。そして、一人暮らしの高齢者が何かで困ったときに、どこに聞いていいかわからないという問題もある。

そういう意味でも、地域包括ケアセンターや、横浜市のケアプラザは地域にとって大切な拠り所となっている。けれど少々困っても、相談しない、という人もいる。

そういう人を、一人っきりにさせない、孤立化させないというのはなかなか難しい。

ゆるくつながる居場所

知人に「みんなが気軽に集まれる居場所づくり」・・・に熱心に取り組んでいる方もいる。
よく考えれば、居場所があればゆるくつながった仲閒ができる。その中で自然に情報交換でき、困っている人を早く見つけることもできるだろう。
本を中心に置いたり、音楽、趣味などを中心に居場所づくりをするという手もあるようだ。

また、高齢者を一人にするな、孤独死を防げ、という際、やはり一番支えになるのは家族だ。未婚のまま老後を迎える寂しさを、きっと若いうちは想像できないだろう。家族のいない高齢者の寂しさ、心細さは大変なものだ。


老婆心ながら、30代、40代くらいまでになんとか結婚して家族をもつことを考えてはどうかと思う。

制度としてサポートする体制はもちろん必要だけれど、心の中のケアというか、その人が安心して生きられるには、愛情を持って接することができる人、家族が身近にいるということほど大切なことはないと思う。

一人でいた方が楽だとか、一人でも生きられる。けれど家族を持つことは人生を二倍にも三倍にも豊かにするし、高齢社会の中でもっと見直されてもいいのではないかと思う。

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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