電車に乗ると若者が気を遣ってくれて、嬉しいのだが申し訳ない気持ちになったり…

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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今日は少し遠出しました。母の命日だったので両親のお墓参りに行ったのです。

行く途中の電車の中のことです。

私は白内障の手術をしてから、髪を染めるのが怖くなってずっと白いままでした。でもこの前、少しだけ染めてみました。
少し明るい感じで、うっすらと染まって白いのも少し残っています。

そんな風な感じで電車に乗ります。若い男性が座っていたりして、その近くに立つと、「あっ」と一瞬迷っている感じが伝わってきます。

きっと若い頃の自分がそうだったように、「立って席を譲ろうかな、でも年寄りだと思われるのは嫌かもしれないな…」と、そんな風なことを。

それを感じると、そろっと少し離れたり背中を向けて見なかったことにします。
「いらぬ心配しなくていいです」
心の中でそう思っても伝える術はない。電車に乗る度、このように変に気を回すようになっている。そんな自分が面倒だ。

以前、ネットニュースかなんかで老人が、席を立たない若者を叱りつけたり、乱暴したりというのを読んだ。情けない。昔の老人はもっと潔かったように思う。

それぞれ事情がある。「高齢者には席を譲れ!」と強制する社会の方が怖い気がする。それぞれの理由で座ってたり立ってたり、それでいいんじゃないかと思う。

電車に乗る度に気を遣ってる高齢者は結構いて、座席のそばに近づかずドアのそばにじっと立って、外の景色を眺めたりしている高齢者とおぼしき人もいたりする。

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シルバーシートに座っている若い女性がさり気なく立って座らせてくれたり、日本の社会も若者もほんとうに優しいのだ。

ところで、久しぶりの遠出だったが、姉と数年ぶりに並んで墓参りができたのがよかった。きっと草葉の陰で二親とも喜んでくれてるだろう。と、自己満足。いや、亡くなってからでなく生きてるうちにもっと親孝行せんかいという話なのだが…(__;)

そのあとの話題は体調がとか足が痛いとか、そんな話ばかりなのだがそれはそれで楽しい。
「あと数か月であたしも後期高齢者」と姉。
もうそんなに長く生きてきたのか。兄弟姉妹というのは一緒に歳をとっていくものなんだなあ、とつくづく思う。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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