数年ぶりの「わかば読書会」。お気に入りの藤野千枝「団地のふたり」をもっていそいそと出かけていく
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

以前、読書会を何人かでやっていました。
久しぶりに「また、やりたいね!」ってことになって、
前のかたにわたしの友人ひとりにも加わっていただき、
今日地区センターでめでたく、「わかば読書会」?を再開できることになりました。
今日はいくらか涼し目。
土曜日の地区センターは、そこそこの人出。中学生や、PCに向かう女性、囲碁愛好家の皆さんはそれぞれ楽しそうに時間を過ごされていました。
読書会の楽しさは、それぞれに好きなものの傾向が違っていて思いがけない本を紹介してもらえることです。
中里恒子,野上彌生子の随筆集(小池真理子編)
角田光代「方舟を燃やす」
どちらも、おもしろそう。
私は、大好きな秘蔵の本
「団地のふたり」を持参し、紹介させていただきました。
団地で育って、40年近く友達同士の二人の女性のお話で、実はもうひとり小学生のときに亡くなった親友がいる。「今も○○ちゃんがそばにいる気がする」「ずっとここにいようね」と。
そういう話なんですが、じんとしてしまうのです。
うまく説明できなかったかも・・・。
思想性とかそういうのはないのですが、そこがまたいいのです。
それから「スターウォーズ」にも影響をあたえたというジョセフ・キャンベルを皆さんが絶賛。
恥ずかしながらまだ読んでいなかったわたし、
「千の顔をもつ英雄」を今日早速注文してみました。
老眼で本から遠ざかりがちな昨今ですが、皆さんからの刺激を受けて少しでも視野を広げていければ・・・と思っています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2024-07-14 by
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