わが団地でも一人暮らしの人が徐々に増えています。どうやってみんなで協力し、ここを終の棲家にするかですね。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
先日、しばらくぶりにぱったり、スーパーで知人に会いました。少し離れたところから手を振って、困ったように近づいてきました。そしていきなり、
「お金を○千円貸して」
といわれて驚きました。
知人は一人で買い物に来てカゴに色々な食品を入れ、レジでお金を払うときになって、財布を忘れてきたことに気がついたというのです。
「いつもとは違うバッグで来てしまった」のが原因のようです。
その上、足が痛むようでサポーターをしてつらそうに歩いてました。
家まで戻って財布を取ってくるのは難しそうでした。
それで何千円かお貸ししました。支払いを済ませた後、
「あとから、返しに行くわね」
といいます。
足が痛い上に体調が悪く、歩くのも大変そうでした。
彼女の家から、私の家まではかなりの距離があります。
それで、「それなら、家まで送って行くわ」と言って、
自分の買い物と知人の買い物とを、手分けして持ちながら一緒に、知人の家まで行きました。
道々聞いたところでは、1年半前に夫を亡くし、今は一人暮らしになったとのこと。
ご主人の発病以来、家でずっと面倒を見ていたそうです。通院も付き添い、何時間も待っていたとのこと。女性はだいたいひとりで通院しますが、男性は妻が付き添うケースが多いようです。
ご主人は一度退院となり家で静養していましたが、その後体調が急激に悪化し救急車で再入院しました。運ばれたのはホスピスの病院で翌日には亡くなられたとのことです。
コロナ禍で、意識のない方でもPCR検査や何かで、なかなかそばに寄り添うこともできなかったようです。
そんな看病生活の後、急に一人になってだいぶ寂しかったようです。
「何か必要なことがあったら、電話してね」
といって別れて帰ってきましたが、できることはなんだろうといろいろ考えてしまいました。
これまで、自立して生きていろいろ活動してきた人こそ、逆に人に頼むのに躊躇するようです。何か気軽に助け合えるシステムができると良いのですが・・・。
私の住む台団地でもだんだん一人暮らしの人が増えてきています。心細いけれどしっかりと心づもりしておくことも大切ですね。
元気に暮らせるうちはいいのですが、足を悪くしたり歩けなくなったりすると大変です。今元気でもそういうときは必ず訪れます。そのための準備を考えておくべきなのでしょう。また、できるだけ健康でいる期間を長くしたいですね。
それまでは取りあえず夫婦ふたりの生活の中で、一日一日を大切に生きたいと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。