YouTubeに4人のピアニストによる「平均律クラウヴィア曲集」の聴きくらべ、というのがあります。そこで断然人気なのは?

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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YouTubeに、「平均律クラウヴィア曲集」の聞きくらべ、というのがあり、そこではリヒテルが断然優位です

わたしの感じでは、
グールドは不安にさせて救済する感じ。
リヒテルは最初から高みに上っている感じ
どっちが好きかは人それぞれですね。

中には、子供の頃リヒテルの平均律を聴いて育ったという人も。
リヒテルは、皆さんの思い出と強く結びついてるようです。


わたしも青春時代に、よくリヒテルの「平均律クラウヴィア曲集」を聴いていた1人。
いっしょだなあ、と嬉しくなります。

疲れたときや、悩んでるときや、気持ちが安定していないとき、これを聴いていると自分の心がほぐれていって正常なところに落ち着いていく気がしました。

やはり「パルティータ」最高です

そして逆に高齢になった今は、若いころから50歳で亡くなるまでのグールドを見守っていたいような気持ちです(__;)

グールドに関しては、亡くなる一年ほど前に演奏された「ゴールドベルグ変奏曲」を絶賛される方が多いようです。
たしかに素晴らしいのですが、完璧すぎて、ちょっと近寄りがたい気もします。

ちょうどその、亡くなる少し前の映像を見たことがありますが、そのなかでグールドは「パルティータ4番」が好きだ、と言っていました。

わたしも「パルティータ」が大好きで、もっともグールドらしいと思っていたので、嬉しかったですね。そして同じ映像の中で、よく問題になる、
「バッハの音楽は当時の楽器チェンバロで演奏すべきではないか」
という問いに対しても、
「バッハの曲では、そんなことは大した問題にならない。ピアノがあったら、もちろんバッハは使っていたよ」
と応えていて、それにも大いに納得させられました。

バッハの曲を最高な状態で伝えようとするグールドの凄さを改めて感じさせられます。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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